快適な体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
あなたは年齢を重ねると共に体力や皮ふ、髪の毛など体の変化を色々と感じていますか?
40歳代、50歳代になると、明らかに20歳代の時とは違うことを感じるかと思います。
例えば、顔のほうれい線。私は、睡眠不足や疲れてくると的面に現れます。
これは何とかしなくてはと思い、化粧品や顔のマッサージなどでリフトアップしようと試みます。(睡眠を摂るだけでも随分変わります)
顔のほうれい線は、目に見えるので非常にわかりやすいです。
下がっているより、顔がリフトアップされている方が良いと思うので、なんとかケアをしようと行動を起こします。
あなたも、ほうれい線に限らず、似たようなことはありませんか。
では、骨密度、骨の強さについてはいかがでしょうか。
「骨粗しょう症」はよく耳にされると思います。骨の密度が低下してスカスカになり、少しの衝撃でも骨折を招いてしまう状態になります。
お客様で、背骨が痛いのでレントゲンを撮ったら骨折していたという方もおられます。
私の母も、ずっと脚が痛いと訴えていたのですが、結果は太ももの付け根の骨折がみつかりました。
重いものを持ったわけではなく、普段どおりに生活を送っている中で骨折が起きたのです。
骨粗しょう症は、女性ホルモンと関係が深く、特に閉経後の女性は骨密度の低下が著しくなるといわれています。
男女共に70歳代になると、20歳代の7~8割程度にまで低下してしまいます。
骨密度を高めたり維持するには、骨の材料となるカルシウムやたんぱく質をしっかり摂取することが大切です。
さらに骨を強くするために力学的に刺激(引っ張ったり、ねじったり、たわませたりする力)を与えることが大切です。
筋肉は「腱」によって骨と連結しています。筋肉が収縮すると、腱を介して骨に力が伝わり、骨に良い刺激となります。
筋肉量が多く筋力が強い人は、骨も強いという結果もあります。
骨は20~30歳で最も強くなり、それ以降は弱くなっていきます。しかし、適切に運動を行うことで少しでも低下を食い止める
ことにつながります。
顔のほうれい線はすぐにわかるけれども、骨密度はわざわざ測定しないとわかりません。
まだまだ先の話に思うかもしれませんが、日頃からの貯筋運動があなたの骨を強くするのです。
コツコツと運動をつづけましょう。
<参考文献 貯筋通帳>