快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
健康に過ごすために体に良いこといろいろとありますよね。健康オタクになれとは言いませんが、最低限のことを頭の片隅に置いていただけたらと思います。
今回は、内臓脂肪をためない食生活についてお伝えします。
前回お伝えしたメタボリックシンドロームをひきおこすもともとの原因は、内臓脂肪が蓄積されるためです。その蓄積をひきおこす最大の原因は、食べ過ぎと運動不足です。ではその食について確認していきます。
1日3食、規則正しく食べる
夜食や間食は、内臓脂肪を増加させる原因となります。
そうは言っても仕事のために規則正しく食べることが難しい場合もありますよね。夜遅く食べる機会が多い場合など、中性脂肪やコレステロール値など定期的にチェックされるこもオススメします。
また「朝食は必ず食べなさい」と小学生の時によく言われていました。朝食を食べることで、1日の活動の元となるエネルギー源(ブドウ糖)を脳に送り、集中力も上がりやる気を起こします。
野菜をたっぷり摂る
野菜と果物を毎日食べて、ビタミン、ミネラル、食物繊維を摂るようにします。キノコや海藻、葉物の野菜はカロリーも低めでビタミンやミネラルも豊富です。
ゆっくりとよく噛む
早食いをすると、満腹感を得ることができず、ついつい食べ過ぎてしまいます。ゆっくりとよく噛んで、腹八分目を心がける。
随分前ですがテレビで観たお話です。果てしなく食べ物を欲しがる赤ちゃんがいました。毎回食べ過ぎるので食事を終わらせると泣き叫ぶため、お母さんが困り果てて、なんとか満腹感を与えたいとテレビ番組に助けを求めたということです。
そこで、フランス料理のようにコースにして食事を出して食べさせたところ、赤ちゃんは満腹感を得て「ごちそうさまでした」と納得の笑顔になりました。
赤ちゃんは、以前は一度にたくさん目の前に出された食べ物を、次から次へと口の中へ入れていたため、満腹感が得られなかったということでした。
少しずつゆっくりと噛んで食べることで満腹感を得られる・・・食べ過ぎを予防。キモに命じたいと思います。
食べる順番を考慮する
食べ始めは、野菜から食べ、ご飯をあとから食べるようにすると、糖質の腸での吸収が緩やかになります。
背の青い魚を食べる
サンマやサバなど背の青い魚には、EPA (エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。血液を健康な状態にしたり中性脂肪も減らしてくれます。
油に注意
こってり甘いおかずは美味しく、またつい食べ過ぎてしまいます。カツや天ぷらなどの揚げ物など高カロリーになりがちです。バターやマヨネーズなどの調味料も控えめに。
以上、内臓脂肪をためない食生活での心がけでした。私も考えた方が良いなと思うところもあります。あなたはいかがでしたでしょうか。
〈参考引用 健康手帳/健康体力づくり事業財団〉