快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回は骨盤を動かしてみようということでしたが、あなたは骨盤を前に後ろにと傾けることができたでしょうか。
今回は呼吸の時にポイントになるろっ骨の動きを感じてみます。
呼吸をするときは、筋肉が動くことでろっ骨が動き、肺がふくらみます。
意識的に動かしていくことで、たくさん空気を取り込むことができ、より効果が期待できます。
では早速行ってみましょう。
立っていても、座っていても行えます。
背筋を伸ばし、ろっ骨の一番下のあたりに指先が内に向くように手のひらを当てる
両手の中指の先をくっつけておく
息をゆっくり吸う、吐くを行う
吸う時にろっ骨が開くのを感じていく
また中指の先が離れていくかどうかも確認する
何回か繰り返していくと、ろっ骨の動きが大きくなり、くっついていた指先が交差するほど大きく動いてくるのではないでしょうか。
上記の動作でろっ骨の動きがわかりづらい方は、両手を挙げてバンザイします。
息を吸いながら両手を挙げ、吐きながら下げる
両手を挙げるとろっ骨周りの筋肉も動くので、より呼吸と共に動きがわかりやすくなります。
背面の筋肉も動いてくるので、デスクワークやスマホを長時間触っていた時などこれらの動きを行うとこわばっていた胸や背中などがほぐれリフレッシュにもなります。
胸に空気を入れる、肺に空気を入れるなどイメージしながら何度も行うことでろっ骨の動きもよく感じられるようになってきます。ぜひ行ってみてください。