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お知らせ

高齢者指導は、全ての人の指導に繋がります!

運動指導者のこれからを一緒に歩みたい、池田扶実子です。

今、これを読んでいるあなたは「運動指導者」ですか?

今の指導者の中で、「高齢者」を指導していない人は数少ないように感じています。特にグループエクササイズでの日中のクラスでは、ほぼ100%いると言っても過言ではにはずです。

私が「高齢者」と呼ぶ人たちは、「後期高齢者」です。その中にも、とてもお元気な方もいれば、病気を持ち自身の健康のために努力されている人もいます。どちらにしても「高齢者」ですが、その年齢に至るまでの「生活習慣」によって積み重ねた日々がその方の体を変えています。

前置きが長くなりましたが……そのような色々な「高齢者」を指導するには、やはり体のことを知ることが「絶対」です。

体のこと……体の成り立ちや、働きを知ること、学ぶことが重要です。

例えば、「膝いた」は、病気やけがの場合を除けば、普段の動き方=膝の動かし方=使い方に原因があると言ってもいいと思います。プラス、日頃の「運動不足」です。

この場合、現在起きている状況(膝が痛い)でも運動できるように、プログラムを構成することが求められます。そのためには、膝の状況が悪い人の特徴的なこと……例えば、「歩き方」や下腿筋群の状況を知り(理解)、どんな動きが苦手で、どんな動きは平気なのか、言い換えれば、どのような動きが膝の関節に負担をかけるのかを知ることが必要です。

また、膝イタの方の状況を知れば、どのような運動をしていれば、膝イタにならなくて済むのかを理解でき、それを指導に生かすことが出来ます。

と言うことは、高齢者指導を学び実践することで、未来の高齢者に対して、予防する指導が出来ると言うことです。そんな意味でも、高齢者指導は、高齢者だけのため出なく、未来の高齢者にも当てはめて指導できる野です。

だからこそ、体に対する知識は多ければ多いほど、運動指導の方法が見つかりやすいと思うわけです。

私自身が挙げている、ビジョンとミッションは全ての高齢者が、この世を去るその日まで、自身の尊厳を失わず、自分でトイレに行き用を足せることです。

そのためには必ず「歩ける」=動けることが基本です。

歩くことが困難になってからでは、遅いのです。その前に対処が必要ですよね。私は、私のケーススタディとエビデンスを元に、様々な高齢者に対して、運動指導を続けています。少しでも多く指導者に、その情報を分かち合いたいのです。

それが、私の主宰する「高齢者指導の達人塾」です。この秋、11月から開催致します。より多くの指導者の皆さんに参加していただき、指導者の集まりも作っていきたいのです。

高齢者指導の達人塾とは

長らく開催をお待たせしておりました講座を開催いたします。

高齢者指導には、様々な知識とエビデンス……そして考察力が要求されます。実際に学問ごとに学んでも、指導現場にはなかなか活かせていない……とあなたは感じていないでしょうか?

私は、色々なセミナーを受講し、様々な本を読みあさりましたが、やはり”指導の中に答えがある”という結論に達しました。

お客様の身体や動き方を見て、あの筋肉が動いていない、あの関節の動きが十分でない……と言うように観察し、何故かを考察します。その時に重要なのが、基礎力(知識とエビデンス)です。

動きを考察しながら、力の方向や力の量、そしてどのような仕組みでこの関節が動いているかを考えました。そして、その時に起こる循環器への負担も同時に考えます。

そのような事例の紹介と実際の指導法などを、まとめて講座にしました。

塾では、動きの基本から高齢者の特徴やケースを考えて、実際のエクササイズを沢山ご紹介します。

少しでも興味をお持ちの方は、是非この機会にご参加ください。内容詳細とお申し込みは下記のボタンをクリックしてくださいね。

これからの指導者の展望

最近では、個人のジムや大手グループの無人型ジムが沢山出店しています。私の住む地域でも、駅周辺だけでも6軒あります。

トレーニング(筋トレ)主体になっています。私の考えですが、高齢者には筋トレも重要ですが、まず有酸素運動が必要ではないかと思っています。

なぜなら、高齢者の場合は力よりも「持久力」が必要ではないかと考えるからです。日常生活は力よりも持久力が必要だからです。もちろん「力=筋力」も必要です。

筋トレも有酸素もストレッチも、全部必要ですよね。先ずは何から力をつけていくか?だと思います。

そんなこんなで、これからも「無料セミナー」など情報を発信します。今後も宜しくお願い致します。


ABOUT ME
池田 扶実子
運動指導者でありながら、身体を動かすことよりも考えることが好き。やりたいことを形にすることが大好き。 運動指導者として35年以上・教育者として30年、ここまでがむしゃらにやってきました。 仕事を終えるその日まで、指導者の働き方改革と人々の健康を発信し、応援し続けます。