快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
つい先日までTシャツで過ごしていましたが、いよいよ気温がぐんと下がってきました。こんな時に起こる寒暖差。その寒暖差疲労について触れていきます。
寒暖差とは、気温の変化、特に急激な変動のことで、例えば、一日のうちで朝晩の気温差が大きい場合や、季節の変わり目に起こる気温の急激な変化などです。このような時に体は不調を起しやすくなります。なぜかというとそれは自立神経の乱れが関係しているからです。
自律神経が体温調節をコントロールしていますが、ストレスや疲労、生活リズムの乱れなどで自律神経が乱れると、体温調節がうまくいかなくなります。
そして、加齢とともに体温調節機能が低下することがあります。特に高齢者は、寒暖差に対する適応が難しくなります。
また一部の病気や薬の副作用によって体温調節がうまくいかないこともあります。
寒暖差が大きいと、体がその変化に対応しきれず、体温調節が追いつかないことがあります。特に、朝晩の気温差が激しいときや季節の変わり目に起こりやすくなります。
季節の変わり目に起こりやすい不調の例
・身体的症状
体がだるい、疲れが取れない、眠れない
・器官的症状
頭痛、動機・息切れ、めまい、立ちくらみ、下痢・便秘、冷え
・精神的症状
情緒不安定、イライラ・不安、うつ
<引用firstcall>
その他に皮膚トラブルも起きる場合があります。
ここまで書くと、上記の症状はなんだか女性ホルモン低下からくる現象にも似ていますね。ダブルパンチでくるときついですが、このような症状がでるかもしれないということを知っていると対策もできることと思います。ただし、気になる場合は受診をしましょう。次回へ続く