快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
更年期による物忘れ、女性ホルモンも関係しているとのことでした。さてその更年期による物忘れとはどのような症状があるのでしょうか・・・
典型的な例として以下のような症状が一般的です
日常的な物の場所(鍵、眼鏡など)を思い出せない。
人との約束や会話の内容をすぐに忘れる。
頻繁に「あれ、何をしようとしていたんだっけ?」と思うことが増える。
更年期による物忘れの背景
女性ホルモン(エストロゲン)は脳の認知機能や記憶に深く関わっています。更年期になるとエストロゲンの分泌が減少し、それが原因で脳の働きが鈍くなることがあります。この影響は一時的なものであることも多いようですが、気になる場合は適切な対応が必要です。
改善のための具体的なアプローチとして脳の血流をよくする
脳を活性化させるための運動として、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を定期的に行う
手先を使う趣味(編み物、絵を描く、料理など)も有効
栄養のサポート
青魚(サバ、イワシ、サンマなど)に含まれるDHAやEPAを積極的に摂取
野菜や果物も取り入れて、抗酸化作用のある栄養素を補う
生活習慣の見直し
十分な睡眠を確保することで、記憶の定着を助ける
ストレスを溜め込まないようにリラクゼーションの時間を持つ
物忘れなどが気になる、また症状がひどい場合や日常生活に支障が出る場合は、医療機関で相談をしましょう。
身体健康になれるよう、元気な肉体であれるように運動をお伝えしていますが、脳にも良い影響を与えることができているとは嬉しいかぎりです。一生、あなたに見合った運動を行うことをおすすめします。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉