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健康増進

大切な股関節②

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

前回お伝えした中での股関節の健康チェック。あなたはいかがでしたでしょうか。
股関節にかかる負担は日頃の生活と密接しています。立つ、歩く、しゃがむなどの何気ない動きも股関節に大きく負荷がかかっています。股関節に負荷をかける動作を長年繰り返すことにより、関節軟骨がすり減り痛みが生じることもあるようです。
では股関節を痛めやすい生活習慣とはどのようなことかをお伝えします。

重い荷物を持って長距離を歩く
年齢と共に股関節の軟骨はすり減ってきます。重い荷物を運ぶ時に自分で持ち、長い距離を歩くと股関節に負荷がかかり痛みを生じることがある。
→重い荷物はカートなどに乗せて負担を軽くする

一方の足だけに体重をかける
家では台所で立つ、外では立ち仕事、電車やバスの通勤時など長時間かけて立っている時に、いつも同じ足に体重を乗せていると、股関節にかかる重さに偏りがでてきます。それが続くと体重がかかる方の股関節の負担が大きくなります。
→両足均等に体重をかける。足裏3点(親指の付け根、小指の付け根、かかと)にまんべんなく体重を乗せるようにする

足に衝撃がかかる靴を履く
普通に歩くだけでも足が地面に着地する衝撃で股関節にも負荷がかかっています。ハイヒールなど不安定で靴底にクッション性がない靴を履くと、衝撃が緩和されず股関節にそのまま伝わります。
→クッション性のある靴や運動靴を履くなど

体を冷やすような生活をする
冷たいものを飲んだり、寒い部屋の中で薄着をするなど・・・体は冷えて血流が悪くなります。股関節とその周辺の筋肉にも十分に酸素や栄養が届けられなくなり、機能が低下します。
→体を冷やさないようにすること。またほぐしたりストレッチなども血流アップに効果が期待できます。

あなたの生活習慣はいかがでしょうか。股関節の健康チェック項目が多かった方は生活習慣を見直すきっかけになればと思います。

〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。