快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子 です。
最近、時間のあるときに家の中の物を片付けたり、思い切って不要なものを処分したりすることが増えました。スッキリすると気持ちも軽くなります。しかし、片付けの後に 「なんだか腰が痛い…」「翌日、筋肉痛になった…」 なんてことはありませんか?
実は私は、以前は(20代の頃)あまり意識せずに片付け作業をしていました。それが30代を過ぎたあたりから 作業の姿勢や動き方によって体に負担がかかることを実感するようになりました。ひどい時は 椎間板ヘルニア と診断され、仕事にも影響が出てしまったこともあります。
そんな経験があるからこそ、 片付け作業をする際の姿勢の大切さをあなたにお伝えしたいと思います。
片付け中の姿勢を意識していますか?
片付けといっても、ちょっとした整理から引っ越しレベルの大掛かりな作業までいろいろあります。特に大きな家具や荷物を動かす時や長時間の作業では以下のような動作が増えます。
立ったり座ったりを繰り返す
中腰で物を持ち上げる
しゃがんで作業する
四つん這いになって掃除をする
このような動作の積み重ねが、 腰や膝に負担をかける原因 になることがあるのです。
正しい姿勢を意識しよう
片付け中も 「基本の正しい姿勢」 を意識すると、体の負担を減らすことができます。
理想的な立ち姿勢は、側面から見たときに「耳たぶ・肩の端・股関節の外側」が一直線になること(背骨のS字カーブ)
この姿勢をキープしながら作業をするのがポイントです。
特に意識したいポイント
頭が前に出すぎない(猫背にならないように注意)
腰を反りすぎない(反り腰は腰痛の原因に)
お腹に軽く力を入れる(体幹を安定させる)
この S字カーブを意識した姿勢 を保つことで、腰への負担をグッと減らすことができます。
具体的な動きのポイント
① 物を持ち上げる時
つい中腰のまま荷物を持ち上げる こと、ありませんか?この姿勢は腰に負担が大きいのです
●正しい動作
S字カーブをキープしたまま腰を落とす(スクワットのような動作)
背筋を伸ばしたまま荷物を持ち上げる
ポイントとしてお腹に軽く力を入れると、腰を痛めにくくなります
② 床を拭く時(四つん這いの姿勢)
床掃除をしていると、つい夢中になって 自分の姿勢を忘れてしまうことが多いです。
●特に意識したいポイント
お腹の力を抜かない(ダラーンとしない)
腰を反らしすぎない(腰痛予防!)
片手で拭くより、両手で体を支えると負担が減る
最近はフローリングが多く、雑巾がけの機会は減っているかもしれませんが、四つん這いでの作業(例えば床のものを整理する時など)にも応用できます。
片付けの後は体をケアしよう
長時間の片付けをした後は、筋肉が緊張していることが多いので、しっかりケアをして体をほぐすことが大切 です。
湯船につかる(血行を良くして疲れをとる)
ストレッチをする(特に腰・背中・脚をほぐすとよい)
ストレッチは 無理のない範囲で、ゆっくり呼吸をしながら行うと効果的です。
片付け作業は意外と 体に負担がかかる動作が多いです。しかし、正しい姿勢を意識することで、体へのダメージを減らすことができます。
・S字カーブを意識して動く
・荷物を持ち上げる時は腰を落とす
・お腹の力を抜かない
・作業後のストレッチ&入浴でケア
若い頃は無理ができても、年齢とともにダメージが蓄積しやすくなるもの。だからこそ早めに「痛みを予防する姿勢・動作」を意識することが大切です。
片付けをした翌日も快適に動ける体であるためにも、ぜひお試しください。