共に在り、共によろこび、共に実現する
if-planning
健康増進

運動って何からすればよいの?

快適に動ける体づくりのお手伝いをしている、平田智子です。

健康のために「運動が大切」とはよく言われますが、どんな運動をどれだけすれば良いか、迷う方も多いのではないでしょうか。大きく分けて以下の3つが必要です。
「有酸素運動」「筋トレーニング」「柔軟性を高める運動」
今回は「有酸素運動」についてお伝えします

① 有酸素運動が必要な理由
ウォーキングやジョギング、エアロビクスダンスなどの有酸素運動は、呼吸と心拍数が適度に上がる運動です。継続することで体にさまざまな良い変化をもたらします。

②主なメリット
● 心臓や肺の働きが良くなる
心拍数が上がることで心臓が「ポンプ」としての機能を鍛えられ、血液を効率よく送る力が強くなります。
例えば、階段を上るとすぐ息が上がっていた人が、毎日30分のウォーキングを続けることで楽に動けるようになるなど、体力の向上を実感しやすくなります。

● 血糖値や血圧の安定に役立つ
血液循環が良くなることで、血管がしなやかになり、血圧が下がる傾向に。筋肉を使うことで血糖もエネルギーとして消費され、血糖値のコントロールにもつながります。
例えば、夕食後に20分歩く習慣をつけたら、健康診断で「血糖値が安定してきた」と言われたという声も。

● 脂肪燃焼が促進される
有酸素運動は、運動開始から15〜20分ほどで脂肪がエネルギーとして使われやすくなります。
「毎日ウォーキングを続けたら、1か月でズボンが少しゆるくなった」というような変化も。また30分間のアクアビクス(水中エアロビクス)を受けるようになり、約3か月で体脂肪が28%から26%になったというお客様もいらっしゃいます。急激な減量より、じわじわ脂肪が落ちてリバウンドしにくいのが特徴です。

● 気分がスッキリし、ストレスが軽減される
運動すると「セロトニン」や「エンドルフィン」といった“幸せホルモン”が分泌されます。気分転換やメンタルケアにもおすすめです。
たとえば、朝に散歩すると1日中イライラしにくくなる、仕事への集中力が上がるといった変化を感じる方も多いです。

●取り入れやすさが魅力
有酸素運動は特別な道具も必要なく、「とりあえず歩いてみる」だけでも十分に効果を実感できます。

まずは1日10分からでもOK。音楽を聴きながら散歩したり、通勤時に1駅分歩いたりするなど、生活の中に取り入れてみませんか。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。