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ふみちゃんのつぶやき

中・高齢者の全身運動を考える

運動指導者の働き方改革と質の向上を応援する、池田扶実子です。

今日は有酸素運動(ダンス系を含む、エクササイズ)について、私の感想を書いてみたいと思います。

全身運動とは?

読んで字の如く、全身を使った運動です。

一昔前のエアロビクスでは、腕の振りつけが難しくて、なかなか足の動きと合わせるのが難しいと言う意見も多かったほど、よく腕や手を使いました。

その後、筋肉の大きい脚を沢山使うことで、酸素消費量を上げ効率的な有酸素運動に……みたいな流れになりました。また同時に腕を肩の高さ以上に沢山上げるな!……とか……。

これは心臓の高さよりも高く腕を上げすぎると、血圧を上げてしまうので、注意しようと言うことで言われたのですが、いつの間にか腕を肩の高さ以上に上げないようにしようという意識が生まれていたのではないでしょうか?

特に、腕を上げる高さに注意したいのは、W-upや高齢者に対するエクササイズです。また「挙げるな」と言うことではなく、挙げ続けるなということですよね。

W-upは、呼吸・循環器の準備期です。中枢神経系のセットポイントが運動中に切り替わるまでに最速でも7分は必要です。呼吸・循環器が十分に機能するまでは心臓に余計な負担をかけないようにするということです。

また高齢者においては、有酸素運動において、心臓の動きよりも先に血圧上昇の方が早い方が多いからです。

全身運動……を考える上で、動かせるものは動かすが基本ではないかと、私は考えています。身体のモビリティを考えると、普段使わない方向への動きは関節の可動域を考える上でも、非常に大切なことだと思います。

エアロビクスは、正直言って「衰退」の一途を辿っています。それに代わるものが「ダンス系」ですね。

私個人としては、エアロビクス再来ブームが起きて欲しいくらいです。

ダンス系になると、どうしても「高齢者」がはじかれていくからです。

しかし現状は、エアロビクスの無いスポーツクラブもあります。せめて今、あなたが受け持っているレッスンで、少しでも工夫が出来たら……それは身体にとって良いことだと思っています。

結局のところ、使わない筋肉や関節から老化(弱化)しているという現実があります。

健康と言う概念……健康寿命延伸を考えると、どうしてもそのようなエクササイズは必要だと感じています。今あるものに対して、どのような工夫が必要なのか?を考えるべきではないでしょうか?

あなたはどう思いますか?

例を交えて、皆さんと交流会を開きたいと思います。もちろん無料です。セミナーという形ではなく、指導者が双方向に話が出来る場所を作りたいと思います。

来月の10日以降の日程で、予定を組みます。募集は、私のFacebookかInstagram、メルマガで予定を公表しますので、お楽しみに……(^^)/

そんな私の取り組みに参加してもいいかな?と思う方は、FacebookもしくはInstagram、メルマガでつながって下さいね。宜しくお願い致します。もちろん、このサイトでは一番に出していきます。

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あとがき

秋の気配がしてきましたね。リアルも本格的に戻り出しました。

私はこの秋以降、もっと色んなことをやっていきます。自分に残された時間……いつまで指導者でいられるのか?を考えると、今動かねば……!と思うわけです。

一緒にがんばりましょう!行けるところまで……。

今夜も、そして明日も笑顔で仕事が出来るように、お客様が笑顔を返して下さるように……っね(^^)

ABOUT ME
池田 扶実子
運動指導者でありながら、身体を動かすことよりも考えることが好き。やりたいことを形にすることが大好き。 運動指導者として35年以上・教育者として30年、ここまでがむしゃらにやってきました。 仕事を終えるその日まで、指導者の働き方改革と人々の健康を発信し、応援し続けます。