快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
50代になると40代の時には感じていなかった体の変化が多々現れます。
毎年変化というよりも半年ペースで変わってきているようにも感じます。
この体をあと何年も使わなければなりません。できるだけ長持ちさせて、快適に動ける体でありたいと思います。
ということで、そのためにも知っておきたい体の健康についてお伝えしてまいります。
基本的なことなのですが、改めて確認することで健康への意識も高まるかと思います。
生活習慣とは、良くも悪くも体に影響します。
適度な運動習慣は体に良い影響をあたえます。しかし、ふとした何気ない動作が悪い影響を及ぼすこともあります。
例えば、毎日重い荷物を右側の肩にかけて歩くと、立ち姿勢の時に右肩が上がり、背骨が左側に曲がった状態になり、筋肉や骨に負担がかかってきます。
また運動不足や不摂生な食事を続けると、生活習慣病につながることもあります。
肥満症や糖尿病、高血圧症、高脂血症など。それらが進むと心筋梗塞や脳梗塞が起こったり、心不全、腎不全、認知症などが進行し、経済的にも負担がかかり、また要介護の状態の原因になります。家族にも負担がかかってきます。
そこで、あなたの生活習慣をチェックしてみませんか。
もし当てはまるものが多ければ、1日でも早く、あせらず見直してみましょう。
身体活動・運動
⬜︎日常生活で歩行や散歩などの身体活動を1日1時間以上実施していない
⬜︎1回30分以上の軽く汗をかく程度の運動を週2日以上、1年以上実施して いない
⬜︎30分以上座りっぱなしでいることが多い
食事
⬜︎早食い・ドカ食い・ながら食いが多い
⬜︎あまり野菜を食べない
⬜︎夜食や間食が多い
⬜︎朝食を食べないことが多い
生活
⬜︎たばこを吸っている
⬜︎ほぼ毎日アルコール飲料を飲む
⬜︎睡眠で休養が得られていない
⬜︎20歳のときの体重から10kg以上増えた
当てはまる項目が多いほど、生活習慣病になるリスクが高いとされています。
あなたはいかがでしたでしょうか。
上記の項目に当てはまったものがあれば、少しずつ解消していきたいですね。次回はその項目で詳しく触れてまいります。
〈参考引用 健康手帳/健康体力づくり事業財団〉