快適に動ける体作りのお手伝いをする、平田智子です。
また一段と冷え込んでいます。秋口に少し気温が下がっただけで、体の乾燥を感じたのに、こんなに冷えるとより一層乾燥肌も気になります。
前回、衝撃を受けた顔面骨密度の減少によるたるみに加えて、乾燥によるシワにも対応していかなければと思います。
美肌を作るのに、コラーゲンが働きます。そのコラーゲンは皮膚の真皮層に含まれるタンパク質の一種で、細胞をつなぎとめる役割をします。
コラーゲンの保有量は生まれた時が1番多く、年齢とともに減少し、60代では20代の約半分までになるそうです。
そのコラーゲンを作る女性ホルモン(エストロゲン)は、肌のハリやツヤを保持する働きがあります。そのため、閉経前後から女性ホルモンが減少すると、コラーゲンを作る力も衰えてきて、肌の潤いを保ちにくくなります。
シワは、女性ホルモンの減少により、コラーゲンとコラーゲンを結ぶエラスチンというタンパク質が生成されにくくなる事で生じます。
美肌を作るには、タンパク質もしっかり摂ることが必要になってきます。
大豆由来の成分を摂ることも1つの方法です。最近よく耳にする「エクオール」という成分。女性ホルモンと似た働きを持ち、シワの面積が改善されたという報告もあります。
大豆食品に含まれているイソフラボン。そのイソフラボンの一種のダイゼンという成分が腸内細菌により代謝されて生まれるそうです。
このエクオールは自分の体の中で作ることができる人とできない人があり、検査で知ることができるのです。
私は検査をしてみたところ、作ることができませんでした。そのため私は食事や必要であればサプリメントで補うようにしています。
運動も大切ですが、骨や筋肉と骨をつなぐ腱、そして美肌にとって、やはり食事も大切ですね。
<参考文献>オオツカ・プラスワン美と健康のかわら版