排便時に踏み台はなぜ有効なのか〜腹圧と姿勢を自然に助けてくれる理由〜
快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
快適に動ける体とは?と思った時に、体の内側も元気であってほしいもので、快便もその中の一つです。
今回は排便時と踏み台の関係についてお伝えします。
トイレに「踏み台」を置くと良いということを耳にします。では、「なぜ踏み台がいいの?」と疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
踏み台が有効とされる理由は、姿勢・腹圧・体の安定性にあります。
足が床につかないと排便時に足が浮いた状態になり、力を発揮しにくくなります。そうすると、
•体が不安定になる
•お腹に力が入りにくくなる
•無意識に上半身や肩に力が入る
といった状態が起こりやすくなります。
そこで、踏み台を使うことで、足裏でしっかり支えられる姿勢がつくりやすくなります。
骨盤の角度が整いやすくなる
踏み台に足を乗せると、自然と股関節と膝が少し曲がり、骨盤が立ちやすい姿勢になります。
骨盤が立つことで、
•背骨が長く保たれる
•腹圧が下方向へ伝わりやすくなる
無理に姿勢を意識しなくても、体が「便を出しやすい形」になってくれるのです。
腹圧が「自然に」使えるようになる
排便時に大切なのは、強くいきむことではなく、腹圧がスムーズに働くことです。
踏み台を使うと、
•足元が安定
•骨盤が整う
•お腹の内側に圧が生まれやすい
結果として、力みすぎずに排便しやすくなります。
長時間座る予防にもつながる
姿勢が安定し、腹圧が使いやすくなると、「なかなか出ないから座り続ける」という状態を防ぎやすくなります。
長時間の座位や強いいきみは、体への負担につながるため、踏み台は体を守るサポートにもなります。
踏み台は「補助具」
踏み台は、特別なことをする道具ではなく、体が本来使いたい姿勢を助けてくれる補助具です。
無理に使う必要はありませんが、
•足が床につきにくい
•力みやすい
•姿勢が崩れやすい
と感じる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
踏み台が良いとされる理由は、
•足裏が安定する
•骨盤が立ちやすくなる
•腹圧が自然に使える
上記の3点にあります。排便は、「がんばること」ではなく体の仕組みを活かすこと。加齢と共に筋力が弱り、排出するときの力も低下の傾向にあります。日常の小さな工夫で、体にやさしい排便習慣を整えていきましょう。
