快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
45歳〜55歳までというと更年期にあたります。更年期は閉経も迎え、体は大きな変化を迎えます。また骨にも変化が起きてきます。今回は女性ホルモンと骨の関係をお伝えします。
骨は古い骨を吸収して新しい骨を作る骨代謝で強度を保っています。女性ホルモンのエストロゲンはこの骨代謝に関与しています。閉経をむかえると女性ホルモンが急激に減少、骨を壊す働きがどんどん進み、骨形成が追いつかなくなり骨量が減少しやすくなります。一般的に骨量は1年間に2%減るといわれています。
骨が弱くなると骨粗鬆症になり、骨量が減少して骨折のリスクが高まります。健康診断の身長測定で、若い頃より身長が3cm以上縮んだ場合は、気づかない間に背骨を圧迫骨折していることがあるそうなので要注意です。
食事や運動でその骨を強くすることができます。文章に書くと簡単ですが、コツコツ続けることなのです。そして、時にはサプリメントも利用するのもよいかもしれません。あの世へ行くまで自分の骨をしっかり保てるように骨々コツコツまいりましょう。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉