快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

冬は「汗をかかないから水分はそれほど必要ない」と思われがちですが、
実はこの季節こそ 水分不足が起こりやすい時期です。
特に、寒い日と少し暖かい日が交互に訪れるこの冬場は、体が気温の変化についていけず、水分バランスが乱れやすくなります。

冬でも体の中では水分が失われている
冬は汗をかく量が減る一方で、
•暖房による空気の乾燥
•呼吸による水分の蒸発
•体温調整のための内側の働き

上記によって、気づかないうちに水分は失われています。のどの渇きを感じにくい季節だからこそ、「気づいた時には不足している」状態になりやすいのです。

水分不足は「便」にも関与します

水分不足は、便の状態にも大きく関わっています。便の中には多くの水分が含まれており、体内の水分が不足すると、

•便が硬くなる
•出にくくなる
•残便感が出やすくなる

といった変化が起こりやすくなります。
※最近の研究では、水分摂取量と便秘のリスクには関連性があることが示されています。特に、水分と食物繊維を組み合わせることで、便の硬さが改善され、排便の回数が増える傾向があるという結果も報告されています。ただし、「単に水をたくさん飲むだけで必ず便秘が治る」とまでは言い切れず、個人差や生活習慣全体が関係する点は注意が必要です。

冬場に「動いているのにスッキリしない」「お腹が張る感じがある」と感じる方は、水分量が足りていない可能性も考えられます。

水分は「巡り」にも影響する
水分が不足すると、血流やリンパの流れも滞りやすくなります。その結果、
•体が冷えやすい
•だるさを感じる
•動き始めが重たい
といった感覚につながることもあります。体を動かすためには、筋肉だけでなく、水分による巡りのサポートが欠かせません。

冬の水分補給のポイント
冬は「量」よりも「こまめに」が大切です。
・朝起きたら一杯
・外出前・帰宅後に一口
・運動前後は意識して補給

冷たい水が苦手な方は、白湯や常温の飲み物でも十分です。
「のどが渇いたから飲む」ではなく、習慣として飲むことを意識してみてください。

冬は見えないところで水分が失われやすく、その影響は、便の状態や体の巡り、動きやすさにも関係しています。
体を整えるためには、運動・姿勢・筋力だけでなく、水分という内側からのケアもとても大切です。
この冬は、ぜひ「今、ちゃんと水分とれているかな?」と、体に問いかけてみてくださいね。快適に動ける体づくり、日常の小さな習慣から一緒に整えていきましょう。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。