快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
首や肩のこりにはさまざまな原因があります。もともとの骨格が影響している場合もありますが、多くは日常生活の姿勢や動作が原因です。
私自身、美容院で肩を押してもらうと「カチカチですね」と毎回言われます。しかし、自分ではそこまで凝っている自覚はないのです。あなたはそのようなことはありませんか。今回はその肩こりを引き起こす原因を探ります。
肩こりを引き起こす日常動作
普段こんな動作をしていませんか?
スマホを長時間見る
寝ながらスマホやテレビを見る
パソコン作業・デスクワーク
読書
重い荷物を持ち歩く
車の運転
自転車に乗る
裁縫などの細かい作業
これらの動作は、長時間続けると肩こりを引き起こす原因になります。
スマホを見ているときの姿勢に注目!
例えば、スマホを見ているときの姿勢を思い浮かべてください。
首が前に垂れ下がる → 頭の重さを支えるために首・肩・背中の筋肉が緊張
腕を前に出して肘を曲げる → 肩が内側に巻き込まれ、猫背に
長時間続けると・・・ → 筋肉が硬くなり、肩こりが悪化
これはスマホだけでなく、読書やパソコン作業でも同じことが起こります。
車の運転や自転車も肩こりの原因に
車の運転 → 神経を使うため、肩に力が入りやすい
自転車 → ハンドルの高さや姿勢によって肩が上がりやすい
裁縫などの細かい作業も、肩に力が入り、猫背になりがちです。(私はあまり裁縫をしませんが・・・)
肩こりを防ぐためにできること
正しい姿勢を意識する
同じ姿勢を長時間続けない(スマホやパソコンの時間を減らす)
こまめにストレッチや体を動かす
これらを意識するだけで、肩こりを軽減できます。次回は、具体的な姿勢のポイントをお伝えします。