快適な体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
ここ最近、資料作成などでパソコン作業を多く行っています。その作業で気をつけないとと思いつつ、作業に夢中になりおろそかになっているのが姿勢。そこからくる背中のこわばり予防についてお伝えします。
あなたは、パソコン作業を長く続けている時、どのような姿勢になっているか意識されたことはあるでしょうか。
私の場合は、パソコンの画面をよく見ようとして首が前に出ていました。
さらに疲れてきて猫背に。でも、作業が終わらないため、その悪い姿勢のまま頑張る状態でした。肩もコリますし、腰もこわばります。
おまけに、重い荷物を持つので、背中から腰の筋肉を少し痛めてしまいました(その後、すぐに治りました)
そして、パソコンとにらめっこしていると、目も疲れますよね。
目の周りの筋肉も硬くなり、目の上のおでこのあたりも硬くなり、その上の頭皮も硬くなっています。さらに、後頭部から首にかけてもかたくなっています。首から背中、腰にかけて硬くこわばってくるのです。
そのような状態が続いてくると、猫背のまま背中がかたまりそうな気がします。
そのような時に、簡単にツールを使ってほぐし、まずは猫背にならないように対策をお伝えします。
今回はレジスタンスボールを使用します(大きなボールです)
- ボールの上に座骨が真下に向くように座ります。(股関節、肩、耳が側面から見て一直線)
- 脚は腰幅で、つま先と膝を同じ向きで前に向ける。
- 不安定な場合は、ボールに手を添える。
- その状態から小さく弾み、慣れたら少し大きく弾む。
鼻先を前に向け、おへそと恥骨を一直線にし、姿勢を正しい状態で弾むことがポイントです。
背中の筋肉が少しずつ、伸びたり縮んだりして血流もよくなり、こわばった背中も動きやすくなります。
三半規管が弱い方、乗り物酔いをされる方、食後は控えましょう。
ただ弾むだけですが、実は、いつの間にか腹筋運動にもなっているのですよ。
そして、デスクワークでどうしても腰や背中がこわばりやすい方は、この大きなボールに座って作業を行うことで、正しい姿勢を保ちやすくなります。
ボールが眠っているという方は、ぜひボールに座って正しい姿勢を作るところからでもはじめませんか。