STEPエクササイズで明日の元気をチャージするインストラクターの新城めぐみです。
随分と前の話ですが、風邪をこじらせて肺炎になりかけた結果入院する羽目になって退院した後、インフルエンザによる高熱で寝込んだ後、以前のように普通に日常生活を送れるのだろうか？と思うくらい身体が思うよう動かなくて、体力や筋力、持久力などがめちゃくちゃ衰えていると感じたことがあります。人間は持っている機能を使わないとあっという間にその機能は低下してしまうのだと実感した出来事でした。
例えば「歩く」という動作は、普段簡単に行っているように感じますが、実はそうではないのです。歩くときは腸腰筋、大腿四頭筋、大腿二頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋といった足の多くの筋肉をつかっています。さらにお尻、腰、背中、腕の筋肉も使っています。そして、重心を移動して進むためにバランス能力、長い時間動く事ができる心肺機能も必要です。
この「歩く」動作をしなくなったら沢山の筋肉が減少して、さらにバランス能力、心配機能も低下します。そうすると、歩くスピードが落ちて信号が渡りきれなくなったり、荷物をもつとバランスを保てなくなってふらついたり、小さな段差でつまづいてこけてしまうなど、日常生活に大きな影響を及ぼすことになりかねないです。ですので、このようなことにならない為にも毎日歩くことが大切です。歩くことで必要な筋肉や機能が維持されるからです。
筋肉量は成長期に増えてその後加齢とともに減少していきます。しかし、筋肉はいくつになってもトレーニングを行えばその分増やすことが出来ます。日常生活に運動をプラスしていつまでも若々しく健康な身体を目指したいですね！！
