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健康増進

呼吸とストレス

ステップエクササイズで明日の元気をチャージするインストラクターの新城めぐみです。
 普段の生活の中では無意識に呼吸をしている人がほとんどだと思います。もちろん私もそうです。「あっ、今の呼吸は浅かったな」とか「おっ今のは肺の中いっぱいに吸えた感じがする」とか、日常生活の中で呼吸するたびに考えたりしないですよね。ですが、人は生きている間、休むことなく呼吸を続けています。そして、その呼吸は、心身が緊張状態にあったり、不安を感じていたり、ストレスを抱えているときは浅く短くなり、その状態が長く続けば心身に支障をきたす原因となったりもします。

「浅い呼吸」は、肩や胸だけで行っている呼吸で、肺の一部にしか酸素が届いていない状態になります。その状態では血液中の酸素が不足し身体のあちこちに問題が発生してしまいます。

特に脳は、酸素不足になりやすいです。普通の筋肉細胞を1とすると、脳の神経細胞は20倍酸素摂取しなければならないそうです。
また、浅い呼吸は自立神経にも影響をあたえます。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、不安やストレスを感じた時に活発になるのが自立神経、睡眠中やリラックスしている時に働くのが副交感神経です。常に浅い呼吸を続けていると、副交感神経の代わりに交感神経ばかりが働くようになり、自律神経に影響を及ぼし、ストレスを増幅させることにもなります。

何となく疲れやストレスを感じた時、気分転換をしたいときには、深呼吸で、深くゆっくり呼吸をし酸素を沢山吸い込みましょう。そうする事で、全身に酸素が行き渡り血行が良くなり、頭もすっきり!副交感神経をスムーズに働かせてリラックス&ホルモンや免疫の働きもup!

呼吸の仕方で心身の状態は大きく変わることもあります。日ごろから呼吸を整えて心身ともに健康であり続けたいですね!

ABOUT ME
新城 めぐみ
STEP台という小さな四角い箱に出会って15年。無限に広がる動きのバリエーションや、それを必死で追いかける時間、気持ちよく動けた時の達成感や、汗をたっぷりかいた爽快感。そんな時間を皆さんとも共有し、明日への元気に繋がるひと時を過ごしたいと思います。