快適に過ごせる体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回のブログでパソコン作業が長いため、猫背になりそうと書きました。
作業は少し落ち着きましたが、やはり毎日の生活で手放せない「スマホ」を見る時、夢中になると姿勢が崩れます。
前回は大きなボールを使用しましたが、今回は小さなボール2個を使用して背中をほぐします。
(ミニボールの種類はギムニクボール使用)
首と背中の下にミニボールを置きます。この時のボールの大きさは首の下には3分の2ぐらい、背中の下には半分ぐらいの大きさにします。
膝を立て、鼻先と恥骨のラインを一直線に保つ。
腕を伸ばし、手のひらを天井へ向け、太腿より少しはなしておく。
背中の方へは、おおよそ肩甲骨下方あたりにボールを置きますが、気持ちの良いと思う箇所に置きます。(図を参照)
首の下へは、首のカーブに沿うようにボールを置きます。鼻先は天井へ向け、あごは胸につかないようにする。
このスタンバイの時点で大切なのが、圧迫感や押し上げられる感じがある場合はボールの空気をぬいて小さくする。
しかし、首を痛めている場合や、三半規管が弱い、圧迫感を感じるなど不具合を感じる場合は行わない。
ちょうどよいポジションが見つかると、2~3分間その状態で自然な呼吸を行います。体の力もぬいておきます。ほどよい押圧で背骨の周辺がほぐれてくるのが感じられます。
お客様の中でこのまま寝落ちする方もおられますが、首は大切な部分でもありますので行う際は十分注意を払うようにしましょう。