快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
「筋トレーニング」というと、ジムで重いダンベルを持ち上げるイメージを持たれるかもしれません。でも実際には、家でできる簡単な筋トレでも十分に効果があるのです。筋力をつけることは、見た目を引き締めるだけでなく、健康を守るためにも欠かせない習慣です。年齢を重ねるほど、その必要性は高まります。
主なメリット
筋肉量が増えることで基礎代謝が上がる
筋肉は「体のエンジン」と言われるように、筋肉が増えると、じっとしているときでもエネルギー消費が増え、太りにくい体に変わっていきます。
例えば、筋トレーニングを習慣にする事で、筋肉量が増えた方もいらっしゃいます。
骨密度の維持や骨粗しょう症の予防に
筋トレは骨に適度な刺激を与えるため、骨が強くなりやすく、骨折予防にも効果的です。特に閉経後の女性は骨密度が低下しやすいため、軽い筋トレを続けることが大切です。
お客様の中でも、骨粗鬆症の事が気になるので筋トーニングをしているという方が多くいらっしゃいます。
姿勢が安定し、腰痛や肩こりの予防にも
体幹や背中、脚の筋肉が弱いと、どうしても姿勢が崩れがち。猫背や反り腰になると、腰痛・肩こりの原因に。
スクワットや体幹トレーニングを続けた方が「デスクワークでの肩こりが軽減した」「立ち姿が変わったと褒められた」と実感されることも多いです。
年齢とともに落ちる筋力を維持できる
何もしなければ筋肉は年々減っていきます。特に下半身の筋力が落ちると、つまずきや転倒、将来の寝たきりリスクにもつながります。
70代から筋トレを始めた方でも、「階段の上り下りが楽になった」「転ばなくなった」との声もあります。年齢に関係なく、筋肉は鍛えるほど応えてくれます。
取り入れ方のポイント
筋トレは週に2〜3回、1回10分でも十分筋肉は応えてくれます。
スクワット・壁腕立て・椅子に座ってのかかと上げなど、日常の中でできる動きから始めましょう。
大切なポイントは「正しいフォーム」で、無理せず、まずは正確な動きを意識することで、ケガを防ぎながらしっかりと筋力をつけられます。
筋トレは未来の自分への投資(貯筋)です。今の自分が積み重ねる10分が、5年後・10年後の快適な暮らしにつながります。少しずつ始めてみませんか。