快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
最近は家の用事が多く、片付け、荷物を移動させるという作業を頻繁に行っています。
この時に頭をよぎるのが、後になって疲れが出てくるということ。負担がかかった筋肉は正直で、後で痛める傾向が高くなるのです。
そのため、腰痛になりやすい私は、荷物を持ち上げる、また移動させる時など、腹筋に力を入れることと正しい姿勢に気をつけています。
荷物を持ち上げる時は、もちろんお腹に力を入れるのですが、正しい姿勢と共に行うと怪我の予防にもなります。
正しい姿勢は、骨の配列に意識を向けるとよいです。
体の側面から見て、耳たぶー肩ー足の付け根を一直線ラインに保ちます。
まっすぐ立つと、もともと骨盤はやや前に傾いていますが、大まかにこのラインを意識し、さらにお腹に力を入れることで腰への負担が少なくなります。
床の上にある物を取るときも、正しい姿勢の背骨のラインをくずさないよう意識して腰をおとし、物を持ち上げるときもそのラインを意識して立ちます。
重い荷物の時は、さらにお腹に力をいれます。
膝を曲げて腰を落とすようにすると、腰への負担も少なくなるのです。
以前、私は物を取る時に腰から曲げて取ったために、「ピキッ」という感覚と共に腰を痛めてしまいました。
ここから、あれよあれよという間に激痛に変わっていきました。
腰周辺の筋肉も疲労でこわばりかたくなっていたので、柔軟性が足りなかったことも原因だと思います。
どこかしら痛めると仕事にも支障がありますし、日々の生活も憂鬱になります。
そうならないためにも、筋肉の強化やリセットは大切です。
知らず知らずのうちに筋肉や関節などに負担がかかるので、正しい姿勢の意識やお腹に力をいれるなど、日頃からのちょっとした心がけが快適に動ける体につながります。