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健康増進

日常生活と体のゆがみの関係

快適に動ける体作りのお手伝いをする平田智子です。

体は、食べ物によって調子がよくなったり、また運動によって快適に動くことができたりと、とても正直です。
最近、私は加齢と共に筋力が弱くなってきたのか、今までなかった痛みが起きています。
これはホルモン関係もあると思いますが、ある部位によってはゆがみからきていると感じています。
今回は、そのゆがみについて触れていきます。

骨盤のゆがみ、背骨のゆがみなど耳にされた事があると思います。

例えば私の場合では、まっすぐ立った状態で鏡を見ると右の肩があがっている、腰を丸めて膝を持ち上げると左右での腰の位置や動き方が違う、まっすぐ立っているつもりなのに体がやや右へ回旋しているなど。
なぜこのようになるのかというと、日常生活が関係しています。

右肩があがり気味なのは、毎日重いカバンを右側で持っているから。
ある程度は2つに分けて両方の肩にカバンをかけるようにしているのですが、さらにカバンを持つ部分が落ちないように肩をあげ、体幹も反対側へ曲げるようにして持っています。
気がつけば左右水平になるように心がけていますが、無意識の時もあり、そのせいで右肩が上がっています。
そうすると、左の骨盤と肋骨が近づき、さらに左側の骨盤が前に出ようとして、体がねじれてきます。
日常、そのような体の使い方が積み重なっているため、腰を丸めながら脚を胸に引き寄せる動作を行うと、骨盤が左へスライドします。
また、まっすぐ立っていても体幹が右へねじれようとします。

これらは筋肉がいつも偏って縮んでいる、または伸びている状態が起こっています。
私は、日常生活に加え仕事でのレッスン内容によって、アンバランスな動きを激しく行うことも多々あります。そのため余計に筋肉のアンバランスさがでてきます。
それをそのままにして動き続けるので、痛みが出ることにつながっているのだと思います。

スマホでゲームをし過ぎて、肩が痛くなったという方がいらっしゃいました。
偏った姿勢を続けていたのでそのようになったのでしょう。「ゲームをやめたら肩の痛みが治りました」とおっしゃってました。

誰でも体のゆがみはあると思います。そこから支障をきたすことがあれば改善が必要です。
姿勢や筋肉のアンバランスさは日常生活を見直すことでも少しは回避できるかもしれません。
ただそれが難しい場合は、まずはゆるめていきましょう。
次回はゆるめるをテーマにお伝えしたいと思います。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。