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ダイエット

お腹がすくときのからだの状態

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

先日、数年前のスーツを着てみたら、少しきつくなっていました。生活習慣が変わり、また以前より食欲が出て食べる量が増えて肉付きがよくなったのかもしれません。
服を買うか、ダイエットをするか・・・。
運動量を上げると仕事上きついので、食べ物を気をつけてみようと思います。
しかし、食べ物を気をつけてみようと思うと、余計に気になり食べたくなります。不思議だなと思うのが、甘い食べものやしょっぱいものを無性に食べたくなる時があります。あなたは、そのような時はありませんか。
今回は、まずお腹がすぐのは身体がどのような状態なのかをお伝えしていきます。

何かを食べたくなるのは、脳内の視床下部にある「摂食中枢」「満腹中枢」という2つの食欲中枢が関係しています。

お腹がすいたと感じるのは「摂食中枢」が刺激されているため、そして、お腹いっぱいと感じるのは「満腹中枢」が刺激されるためです。

どのような時に食欲中枢が刺激されるかというと、血液中のグルコース(糖)の濃度が下がると、「摂食中枢」が刺激されてお腹がすいたと感じます。
その後、食事をして血液中のグルコース濃度が上がると満腹中枢が刺激されて食欲がおさえられます。
また、身体を動かすエネルギーの元である脂質が不足すると、身体は体内の脂肪を分解して、エネルギーを作り出そうとします。
その時に副産物の「遊離脂肪酸」ができます。この脂肪酸が多く分泌されるときも身体は飢えの危機を感じて、摂食中枢が刺激され食欲を促します。

ストレスも、摂食中枢を刺激して食欲を発生させる原因の一つとなるようです。
脳が強いストレスを感じると、「コルチゾール」(食欲を増進させるホルモン)が分泌され、「レプチン」食欲を抑えるホルモンが減少するといわれています。

イライラしていたり、いやなことがあって落ち込んでいるときにやけ食いをしてしまうのは、このような状態だからなのですね。
また脳を使う時は糖分が使われるので、文章を考えたりしているとお腹がすいてきます。
そうなのです。ちょうどこの記事を考えている私はお腹がすいてくるころなのです。身体は正直ですね。

参考引用 Bifixヨーグルトマガジン

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。