快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
仕事先のスポーツクラブで、70歳後半になるお客様が、「すぐに貯筋ができるとよいのだけど」と、つぶやいておられました。
このブログを読んでくださっているあなたは、「私は日々、貯筋しているよ」とにんまりされているかもしれませんね。
運動しようと思ったその時から、コツコツと進めてまいりましょう。
前回は、ミニボールを使ってなめらかに頭を起こせる腹筋をご紹介しました。今日は、そこから一歩進んだ腹筋を行います。
- 仰向けになり、膝は90度。腰幅に開いておく。
- 両手を頭の後ろで組む。
- 骨盤は床と平行になるように保つ。
- 息を吸い、吐きながら腰を床に押し当てるようにお腹をへこます。
- 息を吸い吐きながら頭を起こす(肩甲骨が浮くところまで)
- 吸いながら頭、腰をもとの位置へ。
ここまでは骨盤を先に動かしてから頭を起こしましたが、慣れてきたら、腰と頭を同時に動かしていきます。
この動きは「上げる下げる」をともに4秒ずつぐらいかけて行います。
肘は45度位の方向へむけておきます。
頭を上げた時に、首や肩、手に力が入らないように気をつけましょう。
どうしても力が入る場合は、前回のボールを背中の下に置く方法をオススメします。
腰が床に着き、頭も首を長くたもちながら持ち上げるというこの動きは、横から見てサラダボウルのような形に近いです。
(首が痛いときは行わない)
また他の腹筋もお伝えしていきますが、勢いをつけず、余分なところに力を入れず行うようにしましょう。余分なところに力をいれない・・・実は、それが一番難しいところでもあります。
レッスンや講座ではその部分をしっかりと意識して行えるように進めています。またご案内したいと思います。