快適に動ける体作りのお手伝いをする、平田智子です。
昨年、自分で作ったお味噌が出来上がり、お味噌を使った料理(簡単ですが)を作るように心がけています。
味がまろやかなので、ついついたくさん食べてしまいます。
あなたは、何かついついたくさん食べてしまう事はありませんか。
そうなるとまた体につく余分なお肉が気になります。お腹もぽっこりと・・・でてきます。
さて、このぽっこり出るお腹。お腹が出るには3つの原因があります。それは、内臓脂肪、皮下脂肪、内臓下垂。脂肪と内臓下垂の二つに分けてお伝えします。
脂肪による肥満でお腹が出る場合のうち、内臓脂肪による場合では、手足はそんなに太くないのに、お腹がパーンと膨らんでいるのが特徴です。
このタイプは、女性よりも男性に多く見受けられます。内臓に脂肪がたまるのは、生活習慣による原因が高く、また生活習慣病の健康リスクも高くなります。
健康診断でメタボリックシンドロームのチェックのために、お腹周囲を測ります。受けたことがある方は、その瞬間お腹をへこませた覚えがあるかもしれませんね。私も少しへこました記憶があります。
また皮下脂肪による場合は、下腹部やお尻、太ももなどおもに下半身に脂肪がつくのが特徴です。
(下半身だけでなく、その周辺に脂肪がついた頃には、上半身にも脂肪はついていますが・・・)
このタイプは、女性に多く見受けられます。皮膚のすぐ下に脂肪がつくので、指でつまむことができます。
同じ姿勢でお腹のお肉をつまむと、脂肪がついた、減ったというのがわかります。
脂肪が原因ではないのに、お腹がぽっこり出るのが内臓下垂によるものといわれます。
内臓を支える筋力が足りないせいで、内臓があるべきところから下がってしまう状態です。また不良姿勢によってもおこるとされています。
女性に多く見受けられ、ダイエットなどでやせたのにお腹だけポコっと出ているという方がこのタイプです。
脂肪と内臓下垂、ぽっこりとお腹が出る原因が異なるので、お腹をへこませるアプローチの仕方も変わります。まずは、自分がどのタイプかを知ってみましょう。
あなたは、どのタイプでしょうか。
腹筋力は体を使うのにとても大切な筋肉です。脂肪型にしても内臓下垂型にしてもお腹ひきしめ運動は一生行ってほしいと思います。