快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回は呼吸を感じてみましょうということで、手で呼吸を感じていただけるようお伝えしました。
呼吸を行うと筋肉が伸び縮みして、肋骨が動き、そして肺が大きくなったり小さくなったりと動きが起こります。
この呼吸を意識して行うと、よりその筋肉を動かす事ができるようになります。筋肉が動くと体をより動かしやすくなるので、パフォーマンス性アップにもつながります。
呼吸とかかわりのある腹筋。例えば腹筋を鍛えるのに、なかなかお腹の筋肉を動かす意識がもてないのであれば、呼吸を感じる事から始めましょう。
今回は、背中で呼吸を感じてみます。
- 膝をたて、仰向けになる
- 手のひらを上にして体の側面に置く
- 鼻から吸って、口からまたは鼻からゆっくり吐く
落ち着いてゆっくり呼吸を行い、どこが動いているかを感じます。
まず、息を吸った時に、背中が床を押していくような、なんとなく背中が広がるような感覚があると思います。
また、他に動いている部分はあるのか意識を向けてます。
このブログをスマホでご覧になりながら、実際に仰向けになり呼吸を行っていらっしゃる場合は、ぜひスマホを置いて呼吸を行ってみましょう。意識がスマホから自分の体へ向かいます。
呼吸を感じられるようになってきたら、さらに大きくゆっくりと呼吸を行なってみましょう。
その時に動いている部分をよくみつめていきます。スタート時より、体の動きがより多く感じられるようになってくるでしょう。
いつでもすぐにできるので、今夜お休みになられる前にぜひお試しください。