健康増進

視線と姿勢の深い関係

快適に動ける体作りのお手伝いをする、平田智子です。

前回は、座り方も日々の積み重ねで体の歪みにつながるというお話をしました。正しい姿勢を意識するのはもちろんのことですが、その姿勢と関係のある視線についてお伝えします。

あなたは、スマホを見る時の姿勢はどのような状態でしょうか。スマホを見るときなど、“正しい姿勢で見ましょう” という事を、何度も耳にされた事があると思います。視線によって頭も動き、これが姿勢に関わってきます。

では、どのように関わるのでしょうか。

立位の正しい姿勢(耳ー肩ー股関節ー膝の側面ーくるぶしの前側が一直線上)から、視線は前方を見ます。そこから顎を引いて、足元に近いところを見ていきます。すると、自然に背中が丸くなり、さらにおへそのあたりを覗き込むと腰も丸くなります。

逆に、正しい姿勢から顎を上げて視線も上の方を見ていくと、自然に背骨が反ってきます。

例えば、首を前に傾けてスマホを見ている時の姿勢は、猫背になっています。さらにスマホに夢中で体幹の力も抜け、腰が丸くなるという具合です。

スマホやパソコンを見る時だけに限りません。日常生活の中において、テレビを観る場所、ペアで並んでおしゃべりする時など。視線が横方向へ向いた場合は、背骨もその方向へ捻れます。長時間に及ぶと姿勢の崩れにもつながります。

無意識に崩れた姿勢で過ごすことにより、気づかないうちに骨や筋肉への負担が大きくなってきます。筋肉が神経を圧迫、また筋肉疲労なども起こります。

視線を変えることで、姿勢に大きくつながります。体へ負担がかかり過ぎないようテレビを観る位置を変えてみる、スマホを見る姿勢に気をつけるなど。できるだけ快適に動ける体で過ごしたいものです。

運動中や生活のなかで、正しい姿勢をとる時の参考にしてみてください。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。