快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
日常生活のふとした体勢や動作への意識が、未来のきれいな姿勢や動ける体につながります。
今回は、スマホ利用時の骨盤についてです。
今はスマホが普及して、かなり便利になりました。通話をする時、メールやチャットをする時、ネットで情報をみる時、動画をみる時など。
あなたはどのような体勢で利用しているでしょうか。
①スマホを利用する時は、同じ体勢を長時間続けない
通話の時は、スピーカーフォンやイヤホン通話にすると他の作業をしながら話せるので便利です。
しかし、本体を持って通話をしたり、情報を探したり、動画をみるときなどの体勢はいかがでしょうか。
特に本体を持って通話をする時には、どちらか一方に首を傾けがちになります。首から背中、腰へとつながり骨盤も左右前後どちらかに傾いた姿勢になります。
長時間になると、その姿勢が記憶されてアンバランスな状態になります。
また、スマホの画面をみるのに、下を向いた体勢は、首から背中、腰が丸くなり、常に骨盤が大きく後ろに傾いた状態になります。
背骨や骨盤の関節にじわじわと負担がかかってきます。
周りの筋肉のこわばりを感じる方もいらっしゃると思います。
同じ体勢を長時間続けないという事が、体への負担を減らします。
私は、このブログを書く時の下書きはスマホで行っています。スマホをみる角度や、指を動かすときの肩の力の入れ方、そして何よりも正しい姿勢を心がけています。
座るとどうしても左に重心がかかり、腰が大きく後ろに傾き、背中が丸くなり頭が前に出て首に負担がかかります。ひどくなると腰痛につながるのです。
短時間でも積み重なると関節へ大きな負担となるので気をつけています。
それでも、ふと姿勢が崩れます。そして、気がついたら直すの繰り返しです。
肩の痛みや背中や腰のこわばりは、スマホの利用時の体勢が原因かもしれません。ちょっとした意識と心がけで未来の体の状態が変わる可能性があります。
スマホと末長く、良いお付き合いをしたいものですね。
(参考書籍 骨盤ナビ)