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健康増進

トレーニングをする前に知っておきたいこと

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

私用で忙しない日々を送っております。ただ何をするにもまずは元気な体が必要と痛感します。
快適に動きまわれる体が必要という事です。
30代、40代、50代、60代、70代・・・。それぞれのステージでは、生活も色々と違います。家事、子育て、仕事、介護など体が元気であればあるほどそれに越したことはありません。
体力はそれなりにつけておきたいものです。

その体力をつけるのにどのようにトレーニングをすればよいかの前に、トレーニングについて頭にいれておいていただけるとよいことをお伝えします。
それは、トレーニングの「原理」です。
これらを知っておくことでより効果的にトレーニングを行うことができます。

トレーニングの原理
過負荷の原理・・・日常生活以上の負荷をかけることで体力が増加する。
いつもと同じ負荷では効果が得られにくく、いつもより負荷をかけることで効果が期待できます。

特異性の原理・・・トレーニングを行った内容に応じて効果が現れる。
例えば腹筋運動だけを行っていると、腹筋の筋力は向上するが、心肺機能は向上しない。
心肺機能を向上させるにはマラソン、ウォーキングなどの有酸素運動を行う、というように目的にあうトレーニングを行う。

可逆性の原理・・・トレーニングの負荷によってその効果に変化がみられる。
トレーニングによって体力の向上が期待できるが、トレーニングをやめると体力は低下する。

腹筋やスクワット、ウォーキングなどをしているけど、効果があるのかないのかが今一つわからないと思う事はありませんか。
もしあなたがシェイプアップをして着たい服を着れるようになりたいと思うのであれば、運動の面からみたらどのようなトレーニングをしたらよいかが見えてきます。
全体的に脂肪を落としたいのであれば有酸素運動。腕やお腹周りをひきしめたいのであればその部分の筋トレーニングが効果的です。
力をアップさせたいのであれば負荷をふやしたり、階段をのぼるがしんどいのであれば、階段上り下りの有酸素運動や、スクワットなども行って脚の筋力をつける必要があります。

なんとなくトレーニングをするよりも、意味を知ってトレーニングをするとより効果的です。
快適に動ける体作りの豆知識としてお役立てください。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。