こんばんは、今日もお疲れさまです。一気に寒くなりましたね(>_<)
今日は加齢による”歩き方の変化”について
人は生まれて1歳くらい(歩行習得1ヶ月ころ)で、非常に不安定な歩き方(乳児歩行)で歩き出します。次に歩行習得3ヶ月~3歳ころに、少し不安定な歩き方になります。そして3歳以降に安定した歩き方になります。そこから成長と共に筋に負担の小さい歩き方を習得します。
この頃になると前足にしっかり体重が移行し、スピードもある歩き方が出来るようになります。前足に体重が速やかに移行し、効率的かつスピードのある歩行が出来ます。
成人から中高年になるとだんだんと前足への体重移動が遅れ、後ろ足に体重が残るような歩き方になります。
次に高齢期になると歩幅が小さく背中が丸くなり、歩くスピードが遅くなります。
チェックポイントは、
①歩行速度の低下
②歩幅が小さくなる
③歩隔(足の左右の幅)が大きくなる
④すり足(つま先が上がらず擦るような歩き方)
⑤腕振りの減少……
これらにチェックが付く方は”老齢期歩行”かも知れません。
普段からご自身の歩き方に注意されることをオススメします。もし一つでも当てはまるなら、
①背筋を伸ばして歩く
②腕を振る(荷物を持つと出来ません)
③大股で歩く
これら3つを意識して歩いてみて下さい。
歩くのが遅くなったな?と感じたら、歩き方はもちろん脚力の低下かも知れません。
脚力・・・・・死ぬまで自立した生活を送るには”自分で歩く”ことがポイントです。
明日から背筋を伸ばして、楽しく歩きましょう!
運動指導者の働き方改革を推進する池田扶実子でした(^^)/
[インストラクターの働き方改革推進!池田扶実子のブログ]より、移設した記事です。