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健康増進

オフィスでストレッチ

快適な体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

今年の夏は、より熱中症に注意が必要な暑さですね。
外は暑いですが、屋内でデスクワークをしているあなたは、オフィスでのエアコンによる冷えはないですか。
また同じ体勢でデスクワークをしているので、血流が滞る可能性があります。腰や背中にかけてのこわばりや、肩が凝る要因の1つでもあります。少しでも体が動きやすくなるように、今回は、オフィスでできる簡単オススメストレッチをご紹介します。

ストレッチに入る前に、いきなりストレッチするよりも、一度立ち上がって歩くことでストレッチを行いやすくします。
例えば、トイレまで歩くことで、ふくらはぎの筋肉が動きます。筋肉が収縮し、ポンプ作用で血液を心臓に戻す働きをします。
トイレの場所が近過ぎて歩数が十分とれない場合は、その場で足踏み、または階段上り下りをオススメします。
歩くときは、肘を軽く曲げ、前後に自然にふります。肩周りの筋肉も動き、全体的に血のめぐりもよくなってきます。
では次に写真を参考にストレッチを行ってみましょう。

  1. 体をひねる
    立って、両手を胸に当てゆっくりと息を吐きながら左右に体をひねる。(斜め後ろを見ていく)。鼻先、胸、おへそというように丁寧にひねる。背骨の周りの筋肉が少しずつ伸ばされてきます。
  2. 体側を伸ばす
    直立姿勢から右手をあげ、息を吐きながら左側に倒していく。反対側も行います。
  3. 胸を伸ばす
    両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せて引き下げるようにし、腕を後ろへのばす。胸を開いて息を吐く。首のしわを伸ばすイメージで、鼻先は正面からほんの少し上にむける。(頸椎への負担に注意)
  4. 背面を伸ばす
    足を腰幅に開き、両手をお腹の前で組み大きなボールを抱え込むようにし腕を前に。背中と腰をを丸めるように息を吐く。
  5. 脇の後ろから腰にかけて伸ばす
    机や洗面台、または壁に手をつき、息を吐いてお尻を後ろに引く。腰を少し丸めたり、お尻を突き出すようにすることで伸び方が変わってきます。

今回は特に上半身を伸ばしています。腰が反りやすい場合もあるので気をつけて行いましょう。また伸びている部分に、空気を送り込むような感じで呼吸を繰り返します。

こわばった体をほぐし、気分もリフレッシュしてお仕事がはかどると嬉しいです。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。