運動指導者のこれからを応援する、池田扶実子です。
最近は、無料セミナーで身体のことをテーマにお話ししています。
改めて思うことは、身体は繋がっていると言うことです。肩が痛くなる(肩が凝る)と、腕が動きにくくなる。
そんな時はどうしても肩周りを動かしたり、ほぐしたり……痛みや不快感のあるところを触りがちですよね。
肩周りに何かを施すことで、それは改善するでしょうか?一時的に軽く感じることはあるかも知れません。
その部分の筋肉の緊張が取れれば、それで完結でしょうか?
違いますよね?
どうして「肩こり」が起こるのか?が問題です。
あなたはもう分かっていますよね。
日常動作……身体の使い方の習慣が問題ですよね。
その肩こりを作る原因となる「動作の習慣」を何年続けてきたのか?また、その肩こりから次に起こる身体の痛み・ゆがみ……。
「肩こり」が原因なのか……結果なのか?
全ては”バランス”です。
- ●筋肉のバランス
- ●関節の可動域
- ●骨格の状態
普段使わない筋肉の弱化、普段使わない方向での関節可動域、普段の姿勢から、骨格の状態が正常では無い……挙げればキリがありませんね。
また、高齢になればなるほど”軟組織に関節”が変形を起こします。40歳以上の成人で骨の変形は100%です。
それらを考慮すると、身体の部分だけで無く、”全体”をよく観察することが肝要です。
人の身体は正確かつ緻密に出来ています。緻密が故に、バランスを欠くと問題が生じます。
だからこそ、あなたは身体のことを知る必要があります。
各筋肉の役目(骨を守る)は、どこで、どのように役目を果たしているのかを知ることです。
それさえ分かっていれば、後は「応用力」です。
筋肉の生理と構造が分かれば、運動の根拠(エビデンス)が理解出来ます。筋肉の生理を理解すれば、効率的にトレーニングできます。
また近いうちに「セミナー」を開こうと思います。また、来て下さいね。
あとがき
年内に、大阪産業大学・教授をお呼びして、オンラインで「セミナー」を開きます。テーマは、「運動生理学・代謝について」です。これは無料では出来ませんが、できるだけ参加しやすい金額で開催予定です。
一昔前まで、乳酸は糖質が燃えた後の「燃えかす」のような扱いでしたが、変わりました。
「代謝」と聞くと……難しい……と思うかも知れませんが、知っておいた方が得です。詳しい内容は後日発表です。お楽しみに……
秋も深まり、寒くなりました。今年は夏がものすごく暑くて……で、一気に冬か……?
体調管理が難しい時期です。
さぁ、明日もがんばりましょう(^^)/