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健康増進

介護をするにも腹筋が必要

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

最近、私の周りで「親の介護」をするようになったという方が増えてきました。
ちょうど、そのような年齢になったという事なのでしょう。
介護度が低い場合でも、介護をする場合は何かと体力を使います。
食事、お風呂、排泄、掃除、洗濯。全てにおいてひと手間もふた手間も必要になります。
それらを行う時にやはり必要になるのは腹筋力です。体を支えたりするときにも腹筋は必要になります。しかし、疲れてくるとどうしてもお腹の力が抜けやすくなり、腰痛を引き起こす場合もあります。そこで少しでも腹筋力をつけていきましょう。

前回は、仰向けになって行う腹筋をご紹介しました。
今回は座って行う、かんたん腹筋をご紹介します。
タオルまたはクッション、お持ちであればミニボールをご準備ください。

イスまたは床に座る。
おしりとイスの間にクッションを挟み込み、骨盤を起こす。
そのクッションをつぶすように、尾骨から骨盤を後ろへ傾けていく。
同時に息を吐きながら下腹をへこます。
傾ける時に約4秒、戻す時に4秒という具合にゆっくりじっくり行います。

ふとした時に、スマホを見入っているその時に、5回、10回、そして10回を2セット、3セットと増やしていきます。
お腹の力の入れ方がわかりやすくなったり、腹筋への意識が高まります。
快適に介護ができることにつながれば嬉しいです。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。