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健康増進

背骨を動かす②

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

前回、背骨を動かすことをご紹介しました。前回の動きは、背骨を曲げるー伸ばす、くねくね左右に動かしながら横に曲げるという動きでした。
今回はあともう一つある背骨の動きで「ひねる」という動きをお伝えします。
※腰痛がある場合は行わない

イスに座った状態で行います。
背筋を伸ばし側面から見て、骨盤の上に肩と耳たぶが並ぶようにし、背筋をのばす(体の前と後ろを板に挟まれているような状態)
両手をクロスさせて胸にあてる
息を吸い、吐きながら顔、胸、おへその順番に右へ向けてひねる
吸ってもとにもどす
左側も同じように行う
立った姿勢でも同じように行うことができます。

このひねる時は、例えば顔で右側を見て、その次に胸を右へ向け、次におへそを右へ向ける。というようにゆっくり行うことで、背骨を1つずつ動かしている感覚の意識があがります。

注意として、ひねる時に腰が反りやすくなります。頭のてっぺんから真下に糸が垂直に垂れていると想像し、その糸を中心にひねります。そうすることで、姿勢の崩れを予防します。

ひねると筋肉も内臓も多少なりとも動いてきます。もとに戻した時に、血流も増えていくことでしょう。
背骨をMAXひねった時に目線の先に何が見えたかを覚えておき、運動を行った後にも同じ位置で同じように背骨をひねります。目線の先に見えるものをビフォーアフターでくらべ、背骨の動きがよくなったかどうかをみるのも面白いと思います。

ひねると体幹は動きやすくなります。
長い時間同じ姿勢が続いた時、また運動不足と思う時など、この背骨を曲げたりひねったりしてみませんか。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。