快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回の続きで、よい骨盤の状態を保つために、日頃から意識しておきたい事をお伝えします。
骨盤が動くと上半身も下半身も動きます。例えば下半身であれば骨盤が動くと股関節から膝関節、足関節へとつながって様々な動きへとつながります。
逆も言えます。足裏への体重のかけ方やつま先と膝の方向などから骨盤の傾きなどにつながってきます。
以下のような動きも意識して、出来るだけ関節に無駄な負担がかからないように気をつけていきましょう。
①横座り、ペタンコ座りをしない
すでに膝が痛い方はこのような座り方はできません。ペタンコ座りは、正座になり、膝から下を太ももより外に出した状態です。股関節や膝、腰に負担がかかり
長年行うと関節の変形などをひきおこしかねないということです。
横座りも、片方だけ骨盤が上がり、そこから背骨も大きくゆがんだ状態で姿勢を保とうとします。
女性は50歳以上で膝の痛みが増え、65歳以上急激に増え、変形性膝関節症は男性の4倍にもなるといわれています。
膝が痛くなると、骨盤を正しい位置で維持することは難しくなります。
②横向きに寝転がって手枕をしない
くつろいでゴロンと横になってテレビを観ている時の姿です。
骨盤は斜めに傾き、倒れないように周辺の筋肉がアンバランスにがんばっています。傾いた骨盤から背骨もゆがみ首や肩へも負担がかかります。横向きになる時は首が傾きすぎない程度の枕などを準備し、左右に向きを変えたり、時々ストレッチをするとよいでしょう。
小さな積み重ねが良くもなれば、悪くもなる。コツコツトレーニングを重ねると体力の維持やアップにつながり、また悪い姿勢は続けることにより、筋肉や関節へ負担がかかってきます。
日常生活の中で少し気をつけるだけでも、快適に動ける体づくりにつながります。
つづく
(参考書籍 骨盤ナビ)