快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
さて前回は呼吸と共に行うお腹ひきしめ運動をお伝えしました。今回は第二弾です。前回の4・4・4・8呼吸で行うお腹ひきしめ運動。今回はお腹三段階ひきしめをお伝えします。
腹筋のなかで、天然のコルセットのような内臓を覆う腹横筋があります。この天然のコルセットを締めていくような動きとなります。
立って行う
準備
足は腰幅に開き立つ
側面から見て耳たぶ、肩、股関節の辺りが一直線になるように立つ
鼻先、おへそ、恥骨が一直線になるように背筋を伸ばす
できれば肩や腰を左右水平を意識する
軽くあごをひき、前を見る
手のひらを腰とお腹にあて、前や後ろに傾いている骨盤を起こす
呼吸は楽に行ったまま、コルセットを徐々に締めていくように、お腹を三段階に分けてひきしめていきます。
その時に肋骨と骨盤を引き離すように意識し、腰が反らないように気をつける
実践(呼吸は楽に行い続ける)
一段階目10秒お腹をひきしめる
二段階目10秒またそこから少しひきしめる
三段階目10秒さらにできるとこまでひきしめる
これらを2セット行う
布団圧縮袋の空気を抜いていくかのように、お腹全体を少しずつしめていきます。
姿勢を正したまま、おへそから上のお腹、おへそから下のお腹両方同時にひきしめていく状態となります。
2セットで1分間。1分でかんたんにお腹をひきしめる運動が行えます。
電車の中で立つ、信号を待つ、お店で並んで待つ時など、ついお腹の力が抜けてしまう時に役立つお腹ひきしめ運動です。
ぽっこりのお腹ひきしめ、腰痛予防にもつながりますのでぜひお試しください。