快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回の咬筋ほぐしの追記です。
歯を食いしばるとぐっと力が入る咬筋。頬骨からあごにかけてもりっと動くのか咬筋で、無意識に噛みしめることもありこの部分もこわばりやすい部位です。
ほぐす時は、頬骨の下に人差し指と中指をあて咬筋を確認。指をあてたまま大きく口を開けて息を吸う。その口を大きく開けたまま、口からハーッと息を吐きながら5秒かけて上から下へと指でなぞる。
その時に口を閉じないで、開けたままにしておきます。口を閉じでしまうと頬のお肉を一緒に下げてしまい、口がへの字状態に。ほうれい線まで深くなるのでお気をつけください。
また、口をゆっくり大きく開けたり閉じたりするだけでも、咬筋が伸び縮みしてほぐれます。
あたたかいタオルを頬にあてても血行がよくなり、緊張が緩和されます。
さて体のストレッチは怪我の予防になります。実際、腰痛予防になっています。前回、咬筋のこわばりが首や肩などにも影響を与えることもあるとお伝えしました。顔の筋肉も侮れないと感じているのでぜひお試しください。
<参考 神経系ストレッチ>