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健康増進

股関節を動かす運動④

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

寒い季節は暑い季節に比べると、体はかたくなりやすいと感じます。
寒いと体は体温を調節して熱を逃さないようにします。そのため血管が収縮し、血の巡りが悪くなり、筋肉が硬くなり動かしづらくなるのです。
体がガチガチになって動きにくいと感じる時は、ほぐしてから動かしていくようにしましょう。
股関節を動かすシリーズ今回は股関節を開く動きです。
仰向けの状態で行います。

まずはほぐします
仰向けになり両膝を立て、腰幅に開く
膝を内外に貧乏ゆすりのように小さく揺らす
(この時は太ももやお尻の筋肉が揺れるぐらい力を入れずにゆする)
次に膝を伸ばし足首を内外に動かす

これで準備OKです

次に股関節を開く動きに入ります
仰向けに寝て腰そり防止のために左手を腰のカーブの辺りに入れ、左足をゆっくり立てる(腕や肩が痛い場合は背中にタオルなどをはさむ)
左の膝頭をできるだけ体に寄せてから(かかとをお尻に寄せる)、その膝を外側にゆっくり倒す(足の力を抜いておく)この時に反対の足と腰は浮かないようにする
倒した左足の裏を右足に沿わせてゆっくり伸ばしていく。
右足も同じように行う

左右10回ずつ2セット行う
無理に開かず、最初は小さな動きから始めていき、慣れたら可動域を増やす。気持ちが良いスピードと可動域で動かしていきましょう。

寝て行える股関節を動かす動作をお伝えしてきました。座る時間や立っている時間がが長かった時などぜひお試しください。

〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。