快適な体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
今回は、秋の準備として、腹筋の意識アップをお伝えします。
蒸し暑い日が続きますが、クーラーなどで体は冷えていませんか。
暦の上では秋です。朝晩がいつのまにか涼しくなる日もでてきます。
そんな時に気をつけたいことがあります。それは、思いのほか体が冷えるということです。
冬の寒い日はしっかり冷え対策をします。しかし、秋はまだ暑さも残っているため薄着の場合があります。
そこで気づかない間に体が冷えてくるのです。人によっては首元や足が冷える方もいらっしゃいます。また腰のあたりも冷えるというお客様もいらっしゃいます。腰が冷えると腰痛にもつながります。腰痛予防も兼ねて、この暑い時期から準備しておきましょう。
日常生活でもしっかり腹筋の意識を持てるようにしておくことをおすすめします。
立った姿勢で骨盤を起こして、背筋を伸ばし、お腹に力を入れる。
細かくいうと、
息を吸ってお腹を膨らませる
吐きながらお腹をへこませる
この時お腹をへこませながらお腹に力を入れていく
4〜5回行い、お腹に力を入れる感覚がわかれば次に進みます。
側面から見て耳たぶー骨盤ー股関節が一直線になるようにします。
自然な呼吸のまま、3〜4割ぐらいお腹に力を入れる
少し小さめのスカートやパンツを履くときなどお腹を少しへこませるときの感覚です。
実は、このときのお腹の力加減、お腹にスイッチが入ったときの感覚を覚えておいてほしいのです。
このお腹にスイッチを入れる感覚がわかれば、あとは日常生活の場面で思い出した時にスイッチをオンにするだけです。
例えば、次のような場面です。
顔を洗う
お化粧をしている
料理を作っている
掃除をする
荷物を持ち上げる
カバンを持って歩いている
自転車に乗っている
車を運転している
デスクワーク
電車やバスに乗って立っている
散歩
信号待ち
植木の世話をする
また朝起き上がる時など、腰が冷えると血流が悪くなり筋肉の動きが悪くなります。
そんな時にふと動くと筋肉を痛める可能性も出てきます。お腹に力を入れるというテクニックを覚えていつでも使えるように、クセづけておくことで腰痛予防にもなります。
またお腹ひきしめにつながるので、さらに増しそうな食欲にも、立ち向かえるかもしれません。