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健康増進

足ほぐし後はすらりとした姿勢に

快適に動ける体づくりのお手伝いをする平田智子です。

前回の足ほぐしからの続きです。そこからすらりとのびた正しい姿勢につなげ、関節や骨、筋肉に無理な負担がかかりすぎないようにしていきましょう。

前回は、足の裏4点(親指の付け根、小指の付け根、かかとの左側と右側)に体重を乗せるところまでお伝えしました。
均等に体重を乗せ、そこから背筋をすらりとのばしていきます。
そのすらりと伸ばす時の細かく意識するポイントをお伝えします。

  1. 足裏に体重をのせたら、五本指の付け根を前方に向ける(12時の方向)
  2. 膝も12時の方向に向ける
  3. 膝から延長線上に太ももの付け根がくるようにする
  4. 恥骨の延長線上におへそと鼻先が来るようにする
  5. 側面から見て股関節の上に肩と耳たぶを一直線上にする
  6. その体勢ができたら、足の裏で床をグッと押し、その反作用を利用して、頭を空の方へ押し上げるようにして背筋を伸ばす。
  7. 正面から見て、左右の肩や腰の高さを水平に保つ。

ここまでの意識はとても細やかで、難しく感じるかもしれません。
まずは、足裏に均等に体重を乗せる意識をしてみましょう。
意外に片方に体重がかかっているのに気づきます。
その次に、実際に足先と膝の方向を実際に見て確認してみます。
同じ方向のつもりでも、違う場合があります。
このように少しずつ、自分の体を見ながら正しい姿勢へとつなげていきましょう。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。