快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
暑い日が続くと、「食欲がわかない」「何も食べたくない」…そんなことはありませんか。しかし、食事を抜いてしまうとさらに体力が落ち、夏バテが悪化してしまうこともあります。
今回は、食欲がない時でもできる 4つの簡単な対策 をご紹介します。
冷たいものばかりを避け、胃腸を温める
冷たい飲み物や食べ物は胃腸の働きを鈍くします。常温の水、温かい味噌汁やスープなどを一緒にとると、消化がラクになります。
・朝食に温かいお茶や味噌汁
・夜は野菜スープで水分と栄養を同時に補給
少量でも栄養がとれる食材を選ぶ
食べられる量が少ない時は、1口の栄養価を高くするのがポイントです。
おすすめ食材
・卵(たんぱく質・ビタミンが豊富)
・豆腐(消化がよく、のどごしも◎)
・ヨーグルト(腸内環境を整える)
・お粥(胃にやさしい)
消化に負担をかけない調理法
脂っこい揚げ物や濃い味は胃腸に負担がかかります。
蒸す・煮る・茹でる調理で、やわらかくして食べやすくしましょう。
例
・鶏むね肉の蒸し料理
・温野菜サラダ
・やわらかい煮魚
軽い運動で胃腸の血流アップ
食欲は、胃腸の血流がよくなると自然に回復します。
朝や夕方に軽く体を動かすと効果的です。
おすすめの運動
・朝の10分ウォーキング
・食前のストレッチ
・深呼吸で副交感神経を整える
食欲がないときは、無理にたくさん食べるよりも、「食べやすい形で栄養をとる」ことが大切です。また、食事からも水分は摂っているので、あまり食べることができないときの水分補給の量も考慮が必要です。
温かい飲み物+消化のよい食材+軽い運動。
この3つを意識して、夏でも元気に乗り切りましょう!