運動指導者のあなたと共に歩みたい、池田扶実子です。
久し振りの投稿(O_O)!
ずっと平ちゃんに任せっきりで……申し訳ありませんでした(_ _)
来年からはもう少し登場できるように頑張りたいと思っている、大晦日でございます。
今日は「人の行動変容」について少し書いてみようと思います。
「行動変容」とは今までの行動パターンを変えることです。
運動に対して、多くの人は「運動した方が良い」と知っています。ですが、運動が嫌いな人、なかなか始められない人。もしくは、始めたが続かない人、始めてから継続的に続けている人。
人により、運動に対する行動は様々ですね。トランスセオレティカルモデルを使って説明したいと思います。
- 前熟考ステージ……現在行っていない→行うつもりもない
- 熟考ステージ……現在行っていない→今後、行うつもりである
- 準備ステージ……不定期に行っている。
もしくは、今後すぐに行うつもりである - 実行ステージ……定期的に行っているが、まだ始めたばかりである
- 維持ステージ……定期的に継続して行っている(6ヶ月以上の継続)
このように「行動」の取り組みに対するステージは5つ。あなたの周りにもこのような方々がいますよね。
「健康」を目的に運動してもらおうと考えると、その運動はお客様にとって、楽しいものばかりではありません。私たち指導者は、例え運動を継続している人でも、目的により、やりたくない運動をやって欲しいと願うことはあります。
その場合は、運動に対するステージは「維持ステージ」のかたでも、その運動の内容によっては、「前熟考ステージ」に当てはある方がいると言うことです。
そのような場合はどうやって導くか?
お客様の言い分(言い訳)は様々です。
「時間が無い」「面倒」「私に向いてない」など……かなりの動機付けが無ければ、次のステージには移行できません。
特に「高齢者」の場合は、その運動を行うための「理由・根拠」が必要になります。ただなんとなく……では、動機付けになりません。
だからこそ言葉がけだけでなく、その運動を行うことで得られる「効果」を伝えることや、それらを克服した人の成功体験を疑似体験してもらう必要があります。
次回は、どうやってその人の行動を変えるのか?について、投稿します。お楽しみに……(^^)/
お知らせ(セミナーのお知らせ)
今年も沢山の方に個々によって頂き、ありがとうございました。
来年の1月21日(火)21:00より、「膝いた」をメインテーマとして、びわこ成蹊スポーツ大学名誉教授、整形外科専門医で医学博士(大阪市立大学)、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、元ダイナミック医学研究所 元所長である「大久保 衛」先生に講師をお願いし、セミナーを開催致します。
「膝いた」に関して知識を深めたい人、どのような運動が良いのかを知りたい人、是非ご参加下さい。
申し込みは、お正月明けに申し込みを開始致します。ここでもお知らせしますので、お楽しみに……。
大久保先生はもう35年以上お付き合いがあり、何か問題があるとお客様を見ていただいたり、正確な運動を知るためにいつも相談していた先生です。
また大久保先生には今後、腰痛などのセミナーも予定していますので、要注視していて下さいね。
来年は、いろんな先生に参加していただき、「無料セミナー」と共に「有料セミナ」も開催して参ります。できるだけ参加しやすいコストで、勉強できる環境を整えて参ります。
来年も一緒に前に進みましょう。
良いお正月をお迎え下さいね。
ではまた……(^_^)