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健康増進

貯筋

快適な体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

私の記憶では、確か15〜16年前に貯筋しましょうという言葉を聞いたと思います。
ん?貯金ではなくて、貯筋⁈。
「貯筋」とは身体についている筋肉の量のことです。
お金の貯金は使うと減るけれど、筋肉は使って貯めるというところです。
昔に比べると私達の生活はとても便利になりました。
エスカレーターやエレベーター、どこへ行くにも車や電車を利用します。
重いものは宅配便を利用するなど、便利に生活できるようになりました。
つまり、便利な生活で身体を使う機会が少なくなり、筋肉の量が減る可能性が高くなりました。
そこで、筋肉を使って筋肉の量を増やす、運動をして貯筋していきましょうということなのです。
いくつになっても、やはり元気に歩いてショッピングや旅行を楽しみたいですよね。

人の身体は筋肉、骨、脂肪、内臓や血液などの組織に分けることができます。体組成という考え方です。
脂肪以外の部分は徐脂肪組織と呼び、徐脂肪体重と言います。(筋肉や骨などの重さ)
この徐脂肪体重を増やすことで貯筋が増えるということです。

一見やせているように見えるのに体脂肪率が高い人がいます。隠れ肥満と呼ばれますが、貯筋不足ということになります。
人の身体を車に例えると、筋肉はエンジンに相当し、積み込んだ荷物が体脂肪となります。
動ける身体を維持するにはエンジンのパワーを増やして、積み荷の量を減らすことです。
筋肉を増やして、脂肪を減らす必要があるという事です。

では筋トレーニングって、スポーツクラブなどでガッツリと重いウエイトトレーニングをしないといけないのかというとそうではありません。
こちらのブログでご紹介している家でもできる運動はあります。
快適に動けるからだのためにも、この「貯筋」についてのお話は、引き続き書いていきますね。

<参考文献 貯筋通帳>

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。