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健康増進

腸から元気に

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

「やせたい、でも食べたい」食べることは、生きていくうえで大切です。しかし、カロリーオーバーや偏った食事などで脂肪がついてしまいます。
脂肪はつくだけなら良いのですが、サイズが大きくなったり、また生活習慣病につながってしまったりします。何よりも健康で生活できるのはありがたいことですので、体の中からも元気にしていきたいと思います。
最近は腸活という言葉もよく耳にします。腸が元気なら体も元気といわれるぐらい、大切な腸。そこで腸内フローラという言葉はご存知ですか。
今回は、腸内フローラについてお伝えします。

腸内には、数百種類もの腸内細菌がおり、その数は100兆個といわれています。
その腸内細菌はお花畑のように腸内の壁に生息しており、それらが「腸内フローラ」と呼ばれています。細菌の種類や分布は1人ひとり異なっています。

その腸内細菌は、3つの菌があります。
私たちの体に役立つ働きをしてくれる「善玉菌」、体の不調や病気を引き起こす「悪玉菌」、体調により優勢である方に加勢する「日和見(ひよりみ)菌」この3
善玉菌が多いと、免疫力が上がり健康に過ごせます。悪玉菌が増えると、便秘や下痢になりやすく、免疫力も低下します。

善玉菌が増えると腸内で発酵が進み、乳酸や酢酸などの体によい物質が作られます。
便秘が解消・免疫力アップ・肌の調子がよい・大腸がんを予防

逆に食生活が乱れたり運動不足、また多くのストレスを抱えていくと、悪玉菌が増え不調を引き起こりやすくなります。
便秘や下痢になる・免疫力が低下・肌が荒れる・発がん物質が作られる
といわれています。
便秘になると便が腸内に留まり、その時間が長くなります。そうすると、悪玉菌によって便の腐敗が進み、有害物質が発生し、さらに腸内環境が悪化するという悪循環に陥ることもあるそうです。

では、この食べる機会が多い年末年始。どのように腸内の調子を整えるとよいでしょうか。
腸内を健康にするためのお腹の調子をととのえるための方法の1つに簡単にできることがあります。

それは「腹式呼吸」です。腹式呼吸で腸を刺激するのです。
気がつくと浅い呼吸になっていませんか。ストレスがかかると無意識に浅い呼吸になりがちです。内臓を包んでいる横隔膜や腹膜などの柔軟性がなくなり、排便に必要な腹圧も低下。お腹を膨らませたりへこませたりしながらの腹式呼吸は、横隔膜が上下に動き腸に適度な圧がかかります。このことにより腸が刺激されて腸の活発に動いて
体のなかにある息をはいて、口をとじて鼻からゆっくり空気を吸い込む。
お腹をへこませながら、体の中にある空気を吐き出すようにゆっくり息をはく。
この時には、白目をむくまで力まないでくださいね。
1日10回ほど、朝に行ってみてはいかがでしょうか。朝から腸が働きだします。

この年末年始は、呼吸もしっかり行って善玉菌も増やし健康につなげましょう。
<参考引用 えがお手帳:大塚製薬> 

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。