共に在り、共によろこび、共に実現する
if-planning
ふみちゃんのつぶやき

お客様を継続させたい!

運動指導者のこれからを一緒に歩みたい、池田扶実子です。

こんにちは、こんばんは(^^)/
最後に「無料セミナー」のお知らせがありますので、興味のある方は最後までご一読下さいね。

今回のテーマは「顧客の継続」です。このテーマは、このサイトの読者の方から希望を頂いたので、私なりの考えをお伝えしたいと思います。

まず、グループエクササイズにおける「継続」について……グループ指導は、お客様がクラスの概要を見て、聞いて、参加します。

①新規のお客様は、運動施設で告知している文章や対象者を見て、自分に出来るのか?興味があるのか?で参加を決めます。

②ある程度その施設に通われているお客様は、施設にいる他のお客様の「口コミ」とレッスン風景を見て決める方が多いです。

①のお客様は、初めて参加したときの印象や雰囲気、そして出来るか出来ないか?の判断で継続を決めるでしょう。

ただここで特筆すべきことは、初心者の方が中・上級のクラスに来られても、こちらも対応が難しいです。ただその場合は、別のクラスであなたのクラスを受講し、あなたへの印象が良いので参加したという方もいると思います。

②のお客様は、ある程度あなたのクラスの概要や雰囲気、効果などを多のお客様から情報を得ているので、合うか、合わないか?を初めて参加したときに決めますよね。

先ず、お客様の好みとして……

  1. 何かしらの効果や、運動した実感を得られるクラス
  2. 自分(お客様)が出来ると感じたクラス
  3. パフォーマンス溢れる、楽しいと感じるクラス
  4. 上記のいずれかプラス、あなたの雰囲気や信頼

この4点が、お客様の継続に関わる要因だと、私は考えます。

①は、運動後に「あ~、動いたぁ!」「体が軽くなった」など、直後の感覚と、「このクラスを続けると、自分の体が健康になる(腰痛から解放されるなど)感じがしたクラス。

②は、「私でも出来る」「出来た」と感じることが出来たクラス。

③は、動く(運動)ことが「かっこいい」「楽しい」と感じ、出来る出来ないは別として、非日常を味わえる、ストレス解消できると感じることが出来るクラス。

大別すると先ず2つの選択……”健康的だと感じる自分”、”その時が楽しいと感じる自分”があり、そのどちらかに振れるような気がしています。

そこで、ご自身が担当しているクラスの目的を再確認し、対象者はどのような方々なのか?

あなたが提供するクラスの目的と対象者によって、どの要因に注力すべきかが変わります。

私の場合を挙げると、高齢者に対しては、①行うことの意義と根拠、②リラックス出来る雰囲気作り、クラスの内容によって異なりますが、③出来る・出来ないを判断出来ない工夫を行っています。

特に、調整系のクラスでは「健康に関する情報」を分かり易く伝えるようにしています。

初級者のクラスでは、都度の参加者を見て、その場でそのクラスの内容を決め、初心者が多い場合は、「動いたぁ!」という実感を得られるように導きます。またいつも来る方が多い場合は、ガイドラインに外れない程度に、盛り上がりのある音楽で煽ったりもします。

調整系は、毎回同じプログラム構成の方が高齢者の方々のリピートが多いように感じています。それ以外のクラスでは、音楽の並びを変えてみたり、少しだけ学ぶ動きを入れて、「出来た!」という成功体験をして頂くように導いています。

あなたの参考になったでしょうか?

たまに、自分のレッスンプログラムを見つめ直すと、意外と良いアイデアが浮かんできたり……(ニヤリ)

アフターコロナの今、多くの人は「体を動かさなきゃ!」を多いに意識している方が多いように感じています。

最近のあなたは……?
次回は、スクールやパーソナルでの継続について、お話ししますね。

スクール、パーソナルセッションは、以前に書いた「行動変容」を理解した上で、お客様との連帯感が大切。詳しくは、次回に……

あとがきと「無料セミナーのお知らせ」

私自身、このような内容を書いたのは初めてでした。自分がレッスンに対して、どのような努力を行っているのか?……重要ですね。

エアロビクスのレッスンなら、どのような動きでどの部分の筋肉を使ったのか?使用する筋肉のバランスは?と細かく考えることもあります。また、機会があればお話ししますね。

「無料セミナー」のお知らせです。

日時:6月13日

高齢者における、「肩・首・腕……注意すべき点と動かし方」の厳選エクササイズ5つをご紹介します。今回は前回よりも15分延長し、パワーアップします。

参加希望の方は下記のボタンをクリックして、申し込んでくださいね。

では、また~(^^)/

ABOUT ME
池田 扶実子
運動指導者でありながら、身体を動かすことよりも考えることが好き。やりたいことを形にすることが大好き。 運動指導者として35年以上・教育者として30年、ここまでがむしゃらにやってきました。 仕事を終えるその日まで、指導者の働き方改革と人々の健康を発信し、応援し続けます。