新城めぐみです。「ダイエット」永遠のテーマと感じている方も多いのではないでしょうか。特に1月は年末年始で食べ過ぎた分を元に戻したい、新年の新たなチャレンジとして頑張りたい!と思っている方もいらっしゃると思います。ダイエットのポイントは「運動」と「食事」というのは、ご存じの通りですが、今回は「食事」ついてお話ししたいと思います。
「食事」ダイエットの食事というとカロリーばかり気にして極端に食べる量を減らしたりしがちですが、「血糖値」も大切なポイントです。血糖値が上昇するスピードに気を付ける食事をすることがとても大切です。
食べたものが吸収されることで血糖値が上がり、上がった血糖値を下げる為に「インスリン」というホルモンが分泌されます。
急激に血糖値が上がるとインスリンが過剰に分泌されて血中にあるブドウ糖を脂肪に変えてため込みやすくなってしまいます。逆に血糖値の上昇がゆるやかなら、インスリンの過剰な分泌が抑えられるので脂肪を蓄えることも抑えられます。血糖値がゆるやかに上がる食べ方を意識することが大切です。
血糖値がゆるやかに上がる食べ方のポイントは2つ。
一つめは、食べる順番を気を付けることです。はじめに糖質が多いパンやご飯などを食べると血糖値が急激に上がってしまいます。ブドウ糖の吸収をゆるやかにする働きのある食物繊維が含まれた、野菜やキノコ類、海藻類などを食べてから、パンやご飯を食べるようにしましょう。フルーツも果糖が多く含まれているので血糖値が上がりやすいですから食後に食べるるほうが良いでしょう。野菜→お肉や魚などメイン→ごはん、と言うように、糖質の少ない順に食べることがお勧めです。
二つめは、よく噛んで食べることです。同じ食べ物でもあまり噛まずに食べるのとよく噛んで食べるのとでは、よく噛んでゆっくり食べる方が糖の吸収がゆるやかになります。
短期間で手っ取り早く体重を落とそうと極端に食事を減らしたり、食べないダイエットをしても、元の食生活に戻れば体重も戻ってしまいます。それどころか、食べないダイエットで空腹のところに、ダイエット後食事をすると急激に血糖値が上がり、さっそく脂肪を蓄えてしまうことになりますよね。食べる順番を意識する、よく噛んで食べる、といった少しの意識の変化を習慣化していくことで健康的なダイエットを継続していけることにつながります。
一生付き合っていく自分の身体を健康的に美しく保つため、食べることの「我慢」ではなく、少しの意識を「習慣」として続けていけるようにしたいですね。