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健康増進

補食によいドライフルーツ

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

久しぶりに食べ物のことに触れたいと思います。体にとって運動はとても大切ですが、食べ物も体にとって大切です。あれこれ食べたくなるなか、栄養とダイエットを考えているあなたにとっておススメのものをお伝えします。
そのオススメの食べ物はドライフルーツとナッツです。今回はドライフルーツ編です。

少量で栄養価が高く、満足度も高く、いつでも手軽に食べることができます。
ドライフルーツは、お腹が少しすいた時や、運動後、また不足しがちな栄養を補給してくれる「補食」として最適です。手軽に摂取できますよね。

ドライフルーツは、生の新鮮なフルーツを天日などで乾燥させ水分を抜いた状態です(種類や処理方法によって状態は異なる)
フルーツに含まれるビタミンやミネラル、食物繊維などが残され、水分が抜けて成分が凝縮するので少しの量で効率よく栄養を摂ることができます。満足感も得られるので、ダイエット中にもオススメなのです。

またドライフルーツは果糖由来の自然な甘さで、砂糖の1.2〜1.5倍ほどの甘さがあり、エネルギーは1gあたり4Kcalで他の糖類と同じです。そして、血糖値の上昇が緩やかな低GIの糖質であり、フルーツに含まれる食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする作用があるといわれているそうです。
血糖値が急上昇すると、糖をエネルギーに変えるインスリンが大量に分泌されます。余分な糖が脂肪となり蓄積、体脂肪の増加につながります。結果的に肥満のリスクも上がり、痩せにくくなります。ドライフルーツの果糖は血糖値を上げにくい糖ですが、吸収されると血糖値を上昇させるブドウ糖に変化し、摂り過ぎて余った糖は中性脂肪になるほか、肥満の原因となるので食べ過ぎには注意しましょう。

またドライフルーツを選ぶときに注意することがあります。
フルーツをそのまま乾燥させているもの、砂糖漬けやオイルコーティングをしているもの、砂糖をまぶしているものなどがあります。水分が抜けることで甘味も凝縮しているので、さらに砂糖をプラスするとカロリーを多く摂ることになります。
砂糖を使用していないものを選ぶことをオススメします。
ドライフルーツはそのまま手軽に食べることができますが、ヨーグルトなどに入れてもおいしく食べることができますね。美味しいのでくれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
次回はナッツ編です。

〈参考・引用 大塚製薬くらし+one〉

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。