快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
4月に入り、あなたはスケジュールや環境など変化はありましたでしょうか。
バタバタと忙しく動き回っているかもしれませんね。そのような時に、特に気をつけたい動きについて書いていきます。
「床に置いているものを取る時」
あなたは、腰を曲げて取りますか?
それとも膝を曲げて腰を落として取りますか。
オススメは、後者です。
ゆっくり腰を曲げて取ると、腹筋の意識も高く持つこともできると思います。
しかし、急いでいる時は勢いがつきやすいですよね。勢いよく腰を曲げて取ろうとしたら、腰を痛める可能性が高まります。いわゆるぎっくり腰です。すぐに治るとよいのですが、痛みがあり動きが制限されてしまいます。仕事にも影響を及ぼすのと気分も憂鬱ですよね。
これは日頃から腹筋や正しい姿勢と動きを意識されていることで防ぐことができます。
では、おススメの膝を曲げて腰を落とす取り方ですが、正しい姿勢の耳ー肩ー股関節(大転子)を一直線に保ち、そのまま膝を曲げて腰を落としていくのです。そして、同じ姿勢で立ち上がります(腰や背中は曲げない)。簡単な事ですが、意識をしないとつい忘れてしまう動作の一つです。そこで腹圧も高めると、腰痛予防になり、さらに動きがきれいに見えます。
バタバタと動きまわることが多い時期に、体を痛めることなく過ごせるよう、日頃からの動きにも目を向けられ、快適にお過ごしください。