快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回は肩をほぐしをお伝えしました。ほんのスキマ時間にできましたでしょうか。今回はツールを使っての肩ほぐしをお伝えします。
使うのはミニボールです。ミニボールは空気圧を自在に調節できるものを使います。半分から3分の2ぐらいの大きさで使用します。
壁の前に背中を向けて立ち、右側を向く
右肩の関節がすっぽりはまるようにボールをあて、そのボールを壁にあてる
その状態でボールに体重をかけながら呼吸を行う
腕を下に伸ばした状態で腕を上下に小さく動かす
次はその腕を小さく外へ回す、また内へ回す
左の肩も行う
真っ直ぐ立った状態から、少し右へ荷重する状態になっているため、背骨が側湾し過ぎないように気をつける。
この肩ほぐしは関節を押圧していくので、骨と骨のつなぎめを覆っている関節包つ動かすことでその関節包もほぐれてくるということです。
行う前と後で腕の上がり具合などをチェックしてみてはいかがでしょうか。
筋肉がほぐれて動き出すと、血流もよくなってきます。知らず知らずのうちに固くなっている肩周辺。その日のうちにほぐしておきたいですね。